じんもんこん2021の2日目の午前中,当研究室の学生が発表(1分間の口頭発表と,2時間のデモ発表対応)を行いました.
成果を手短に説明すると,wikipedia:花押の対照表示機能の開発です.IIIFに基づき公開されている(2種類の)『花押譜』と,非公開*1の「花押彙纂データベース」の画像とを,ブラウザ1画面で見ることができるよう,メタデータ検索を実装し,IIIFビューアの一つMirador 3を用いた閲覧環境を構築しました.Dockerを採用することで,『花押譜』以外のアクセスは外部通信なしで行えます.
さて学会当日です.オンライン開催によるポスター・デモ発表の媒体として,今回はoViceを採用していました*2.チュートリアル動画で,自分のアバターをドラッグして見える黒い円の中が聞こえる範囲であることと,拠点(正式名称不明)につなぐと線が引かれ,同じ拠点で結ばれた人どうしで良好な会話ができることを知りました.
会議室内は広く,迷い道くねくねの結果,PD2-D2に到達し,テーブル内のアイコンと線で結びました.コアタイムの最中はそこから動かず,ミュートにして質問を記録し,たまにミュートを解除して口を挟みました.
すぐ上(PD2-D1)では,ひっきりなしに人が集まっており,クロージング時にはベストポスター賞を受賞されていました.
ちょっと,気になったのは,oViceの発音です.当初は「oVoice」と勘違いしていて,発表前々日の学生指導時には「オーバイス」と呼んでいましたが,当日の主催者らのアナウンスから「オーヴィス」と知りました.しかしなじめません.
oViceのトップページの動画のうち,厚切りジェイソンが何度か,「オヴィス」に近い発音をしていました.またページ内の「バーチャルオフィス」という表記から,officeのfをvに替えた発音をすればよいと分かりました.
*1:科研事業https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20H00022/を通じて,研究目的で提供いただいたコンテンツです.
*2:昨年度についてはhttps://takehikom.hateblo.jp/entry/2020/12/14/055328に記録していて,Remoでした.