昨日の午後に,ビデオ会議が3件ありました.
最初は,学外の方が主宰となる打ち合わせです.ただし自分も,意見を言うこと,質問があれば返答することが,期待されていました.参加方法が書かれたメールに対し,以前にURLだけ届いていて権限の都合で閲覧できなかったページにアクセスできるよう,返信し,アクセスできるようになってから,読んでこれまでの状況を把握しました.
このビデオ会議の1番乗りは,自分でした.ほどなく主宰も入られまして,お互いのカメラを通じて,互いの顔や,後ろに写り込んでいるものを,見ることとなりました.ぞくぞくと参加者が来まして,予定時刻になったので打ち合わせ開始です.主宰の画面を共有して議事が進行し…
ここで気づきました.カメラをオンにしているのは,自分だけです.主宰の方は,画面共有と合わせてオフにされていました.他の参加者は,最初から,黒背景に氏名のみ,またはアイコンです.
そうこうして次の会議の時間です.2番目と3番目は,それぞれ,研究室の学生とのミーティングでした.進捗を聞いて,今後行うことを確認しました.一人の学生には,こちらで持っている情報を整理してあとでメールするよと伝え,帰るまでにメールを送りました.
帰りの電車の中で,1番目のビデオ会議で,自分以外の参加者はどうして顔を出さなかったのかを,考えてみました.この会議のとき,私はできるだけ対面と同じように,同意できるときは首を縦に振り,意見を言いたいときはそのことが伝わるような仕種(手の動き)をしてから,ミュートを解除していました.
答えとして思い浮かんだのは2つで,一つは,自分以外の参加者は同じ所属であり,そこでビデオ会議はカメラ不使用が基本となっていること,もう一つは,データ通信量の抑制です.
ともあれ引き続き,お世話になる話ですので,自分の責務を全うすることにします.
エレベータの前で.
「あ,こんにちは」
「先生こんにちは」
「もう帰るんですね」
「はい.あっ,思い出したんですが…」
「さっきのミーティングで,何か抜けてた?」
「いえそうではなくて,研究室の真ん中に,台車が置いてあるんですけど」
「….お,おう! 年末にPCが納品されて,そのときに入れた台車が,まだ研究室の中やったか!!」
ちょうどエレベータのドアが開きました.学生だけ入るよう促し,自分は,台車を返却するため,研究室に足を運びました.