車を運転していると,後部座席で言い争いが発生しました.
さきの子とあとの子です.『100万回生きたねこ』と『100万回死んだねこ』のどちらが,本のタイトルとして正しいかという言い争いです.どうやらあとの子が「生きた」派で,さきの子が「死んだ」派です.
そこに,すえの子が参戦しました.この子も「死んだ」派についています.最後の死に方が感動的で,最初の死に方がエグいとか言っています.
このとき,行き先は自宅でした.駐車場で車を停め,子らは買い物した荷物を持っていったん家に帰ります(同行していなかった,うえの子と,やりとりする必要もありました).自分はエンジンを止めて運転席で,スマートフォンを取り出し,音声検索で「ひゃくまんかいしんだねこ」を吹き込みました.
結果は…
記憶していた通りでした.古くからある本は『100万回生きたねこ』なのに対し,『100万回死んだねこ』には「覚え違いタイトル集」という副題がついています.
ばらばらと,車に戻ってきた子らに順に画面を見せて,納得してもらいました.