夕食後,うえの子とあとの子がそれぞれ,自分の勉強をしているとき,本棚に,表紙が見える形で1冊の本が立っているのに気づきました.
- 作者: しまだみちる,日本アニメーション株式会社,ルイザ・メイ・オルコット
- 出版社/メーカー: ぎょうせい
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 単行本
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本を手に取り,名前を変えて,朗読してみました.
「家族は、お母さんと4人のむすめ、うえの子、さきの子、あとの子、すえの子」と言ってみると,うえの子とあとの子がこちらを向きました.
「はいはい勉強を続けてね」と言ってから,次の段落を読み進めました.
「やさしいお母さんに守られて、我が家には、わらい声がたえません。四人の姉妹は、ゆめときぼうにあふれていました。」
「一番、年上のうえの子は、美しく、やさしいむすめでした。きれいなドレスを着て、ぶとう会にしょうたいされるのがうえの子のゆめでした。」と言うと,「え〜そうかなあ」という反応が,ほんまもんのうえの子よりありました.別室にいたさきの子・すえの子も,声を聞いてこちらに来ました.
次のページに行きます.
「二番目のさきの子は、男の子のように活発でした。いつもいきいきと目をかがやかせ、こんなんにも、つきすすみます。」に対し,さきの子本人が「そうそう!」と叫んで喜んでいます.
「三番目のあとの子はおとなしい女の子です。家のなかで、ししゅうをしたり、子ねこの世話をするのがお気にいりの時間です。なかでも、ピアノをひいているときが一番、しあわせでした。」までを,あとの子が聞いたところで,「ピアノ,すきよ!」と言ってくれました.
さてすえの子はどうなるんだ,えっと…
「そして、一番下のすえの子は、明るく、おちゃめな女の子。ちょっぴりわがままを言って、みんなをこまらせても、へっちゃらです。」でした.すえの子をのぞく3人の子が,騒ぎだしました.
「ね〜パパ,つづきは?」と聞いてくる,あとの子に対し,「イマジネーションふくらまし ハッピーエンドにして ください♪」*1と歌ってごまかしました.