2022年9月
2022年10月
2022年11月
きりぬき
(略)自分はエンジンを止めて運転席で,スマートフォンを取り出し,音声検索で「ひゃくまんかいしんだねこ」を吹き込みました.
結果は…
記憶していた通りでした.古くからある本は『100万回生きたねこ』なのに対し,『100万回死んだねこ』には「覚え違いタイトル集」という副題がついています.
『100万回生きたねこ』か,『100万回死んだねこ』か
20秒ほど,拮抗し,少しだけ下がったところで…
運動会の綱引き,2勝
声をあげていきました.「イチニ! イチニ! 下がってる! あともう少し! イチニ! イチニ!」のように.学校で記録していたビデオに,声も残っているかもしれませんが,自分は視聴することがないはずです.そういったことも気にせず,引き続けていると,笛が鳴りました.Aチームの勝利です.
「このなになに」の意味の「本」は,いくつも思い浮かびます.本論文*1,本研究,本書,などです.
「本実験」は,この実験? 本番の実験?
それに対し,「本番のなになに」になる,「本実験」以外の用例を見つけるのに苦労しました.検索に頼った結果,ようやく「本運用」の語を発見し,対義語は「予備運用」ではなく「仮運用」だよなと確認してから,取り入れたのでした.
*1:ただしこの語も,「この論文」の意味のほかに,「(学会によっては口頭発表の前に提出する予稿を『論文』と称することもあるけれど,そうではなく)査読付きの論文」という意味が思い浮かびます.それぞれの意味で「本」を言うときのイントネーションが異なります.このイントネーションの違いは,「本実験」を言うときも同様です.