昨日の昼下がりに,2階で寝ていると,下から声がかかりました.
精米してきてほしいというのです.
メガネをかけて(家ではほとんどメガネをかけない生活なのです),財布とスマートフォンを持って,妻のポーチを探って車のカギを入手し,玄関へ….
自分のスニーカーに右足を入れる前に,左足が先に動きました.この左足を,スニーカーの左足に入れるのでも,石造りの床に置くのでもなく,(妻の;以下略)父のサンダルの上に置こうとしたのが,失敗のもとでした.石の上で,サンダルと,自分の左足が,勢い良く滑っていきました.
大きな声をあげてしまい,1階でテレビを観ていた母がやって来るほどでした.
「たけちゃん大丈夫?」「転んではないです」とやりとりしてから,自分のスニーカーに右足,左足を入れて履きました.父のサンダルを揃える前に,床に面する方を見ると,かなりすり減っていました.
ともあれ,出発です.
30kgの袋を運ぶのも労せず,コイン精米所のそばで方向転換は一発成功でして,気を良くして,玄米を白米にすることができました.
帰宅して,いつもの位置に立てて置いてから,玄関を開けて,ただいま….
妻と母が迎えてくれました.妻には車のカギを渡しました.
「たけちゃん」から,母の話が始まります.「私もねえ,おじいちゃんのサンダル履こうとして,滑ってもおたんよ」と続きました.母も,ケガはしなかったようです.