わさっきhb

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macOS + UTM + Debian: (4) ログイン後にすること

 Debian 12のデスクトップ画面になったら,まず,スクリーンセーバーをオフにします.
 画面左下のアイコンを押すと,上にメニューが表示されるので,「設定」,「XScreenSaverの設定」の順に選ぶと,一つウィンドウが表示されます.モードを「Disable Screen Saver」に変更してから,「閉じる」を押します.
 コマンドを実行していきます.再び左下を押し,「システムツール」,「LXTerminal」の順に選べば,端末が起動します.そこで以下のコマンドを実行します.

  • su -

 インストール時に設定したrootのパスワードを打ち込みます.成功すると,コマンドプロンプトが変わります.
 その状態で,以下のコマンドを順に実行していきます.

  • apt remove --purge libreoffice\*
  • apt update
  • apt upgrade
  • apt install vim lv
  • apt install wget curl rsync
  • apt install ruby
  • apt install build-essential automake autoconf
  • apt install libncurses5-dev libaio1 libaio-dev libexpat1-dev libpcre3 libpcre3-dev libssl-dev
  • apt autoremove
  • apt clean
  • apt autoclean

 コマンドを一つ一つ,手で打ち込むのは推奨しません.左下,「インターネット」,「Firefox ESR」の順に選べば,ブラウザ(Firefox)が起動します.そこで本記事にアクセスして,コピー・貼り付けをするといいでしょう.
 すべて実行したら,端末(LXTerminal)は終了してかまいません.

 上記のコマンドの多くは,以下の記事で書いたものと同じです.

 いくつか,違いもあります.一般ユーザの端末上でrootになるコマンドは,su -にしました.sudo -iではエラーになったからです.次に,/etc/apt/sources.listの書き換えは行っていません.https://www.debian.org/releases/stable/s390x/ch06s03.ja.htmlには「提供されるデフォルトは deb.debian.org です。これ自体はミラーではなく、最新かつ高速なミラーへリダイレクトされます。」とあり,書き換える必要はないと判断しました.それと,ddコマンドも実行していません.これは仮想アプライアンスのファイルを小さくするためのコマンドだからです.