わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

1か月ぶり

 法事のため,母の家へ行きました.
 四十九日,と言いたいところですがいろいろあって「五七日」として行いました.仏壇は兄が移動していて,通夜・告別式のときにもお世話になった住職さんと,兄の一家,自分ほか数人が座って,正信偈を読んだりしました.
 過去帳には,三十日のところが開いてあり,母の情報が書かれていました.
 お勤めを終えて住職さんが出てから,妻と,2階に上がりました.
 母のベッドと毛布はそのままでした.
 むしろこの機会に見ておきたかったのは,壁掛けの額でした.父・母・兄・自分が写っている写真です.
 自分が中学3年のときの,5月だったか6月だったかに,父が車を運転して長谷寺へ行ったときの1枚です.Lとか2Lとかではなく,もっと大きなサイズです.額も,単なるフレームではなく,厚みがあります.
 家族を代表する写真と言っていいでしょう.
 母の晩年においては,毎日の寝る前,そして起きてすぐに,見ることができる位置にありました.おそらく兄が手間を要して,掛けたはずです.ただし今際の際に,この写真を見ていたのかは,分かりません.母は極度の近視で,メガネなしでは見ることができなかったはずです.
 この法事よりも前に,コメントつきのはてブをし,スターをいただいていました.

takehikom 自分が覚えている家族旅行は、中3の長谷寺。大きく引き延ばして額に入った家族4人の写真が、今年3月に他界した母の部屋に架けられていた

 約1年前のお寺のここでしてほしいにも,この写真のことを書いていました.
 妻が,その横に掛けている,宝船のジグゾーパズルのことを尋ねてきました.記憶がよみがえってきます.
 大学3年の正月三が日に,外出せずに(テレビを見ながら)完成させたもので,サイズは縦25,横40の1000ピースです.ピースが取れないよう処理をして,フレームに入れました.母に譲ったわけでも,捨てたわけでもなく,母の希望で,飾ってあったのでした.