某年月日,実家へ行きました.
兄にメールを送り,日程を調整して,「初盆のお勤め」をしました.
参加者は,兄夫婦と甥っ子くん,こちらは自分と妻と,すえの子の,計6名です.「ごえんさん」は呼ばず,兄が仏壇の前に座り,正信偈を読みました.
そのあとは30分ほど,歓談しました.甥っ子くんやすえの子の,学校内外のことが,話題の中心になりました.
兄が立ち上がり,押し入れを開けました.「たけひこよ,これを持って帰ってほしいんやが」と言われ,出てきたのは:
- 中学1年の技術の授業で作った木製の本箱
- 電卓付き定規(裏面に油性ペンで「たけひこ大学入学御祝」)
- 竹尺
- 6寸足付将棋盤・駒台・木製駒
母が「とっておいたもの」です.引き取ることにしました.
「たけひこよ,送ってほしいものがあるんやが」と言われ,話を聞くと,仏壇のそばに,我が家の4人の子が写っている写真を置いておきたいというのです.母の字で「写真」と書いたのを貼った箱を,5月に持ち帰っていたので,そこから選定するとしましょう.快諾しました.
帰宅して「写真」の箱を開け,よさそうな写真をいくらか見つけました.ちょうど妻が来たので,どれを送ればいいかを聞こうとすると,先に言い出したのは妻でした.
お供えとして,洋菓子のセットを包装紙で包んだものと,畑で収穫した瓜を紙袋に入れたのを,持って行ったのですが,瓜のほう,ずっと置いておくわけにいかず,兄の家に持ち運んで,冷やして切って,食べることを,電話で知らせてほしいというのです.
兄との連絡に,電話も可能ですが,そこまで緊急ではないので,よい写真が見つかったことと合わせて,メールを書いて送りました.写真は今日,投函しました.