わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

食べ物の恨みは恐ろしい~素麺

「パパ,今日は外で食べる? 家で食べる?」
  「う~ん,お盆休みとはいえ連日,外食ってのも,ええことないから,今日は家で食べるんがええかな」
「何か食べたいもの,ある?」
  「あ~,この夏,家でまだ食べてないのがあってやな…素麺,湯がいてくれる?」
「わかった」
 12時前に,さきの子がトレイに乗せて,持って来てくれました.
 丼に大盛りで,湯がかれて美味しそうな素麺が乗っています.では出来たてのうちにいただきますか,と,置いてくれたちゃぶ台に近づき,よく見ると,素麺と太麺が,入っています.よくよく見ると,2種類の麺は混じっておらず,乾燥状態だと2束くらいの素麺が上部で,下は,2玉または3玉の,うどんでした.
 めんつゆは,ガラスの「つゆ鉢」に,入っていました.しかし量は少なく,高さはワンフィンガーです.すぐ,のぉなってまうがな…
 文句を言うのはやめよう,と思い,手を合わせてから,箸を持ちました.
 ちょうど半分くらい,食べたところで,めんつゆがなくなりました.部屋にはさきの子ではなくあとの子がいたので,めんつゆのボトルを持ってくるよう,頼みました.
 あとの子は部屋を出てすぐのところで,「めんつゆのボトル,持って来て~」と,1階に向けて声をあげました.
 すぐ部屋に入ってきたあとの子に対し,つゆ鉢をトレイに乗せて渡し,これに入れてきてくれるかと言うと,わかったの返事のあと,部屋を出てすぐ,「これに入れて~」と,叫びました.
 箸を右手に持ち,しばらく待ちました.部屋の外の物音からすると,さきの子がめんつゆのボトルを持ってきて,あとの子が持つトレイの上のつゆ鉢に入れたあと,さきの子は降り,あとの子はこちらに来てくれました.
 麺を最後まで味わいました.
 ママの昼食が何だったかは,聞いていません.さきの子はスパゲティ,あとの子はパンでした.