わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

再現性について

余裕があるときに,肉付けします.

  • 授業中にプログラムを提示し,コンパイル・実行して見せます.ソースファイルはWeb公開しています.スライドはPowerPointで,実行環境はVMware (ホストはWindows XP,ゲストはVine Linux)です.
  • 学生自身が,演習室または自宅で,そのプログラムを動かし,ときにはデバッグをすることを期待しています.
  • レベルが上がると,プログラムを見るだけで(実行することなく),局所的または大局的にどんな振る舞いをするかが分かってきます.この感覚をつかんでおくと,レポートやプレゼンテーションで,どこに力を入れて説明すれば理解してくれるかの見当がつくようになります.こうなると,ますますコミュニケーションが楽しくなります.
  • 研究発表では,再現性,あるいは検証可能性が重視されます.しかし研究をするときに初めて「再現性」について知るのではなく,大学の早い段階から触れさせたいと考えました.「先人に倣う」というやつです.プログラミング授業を担当している私にできるのは,プログラムと動作方法を見せて,授業後に(復習として)自分でもその通りに動作するのを確認してもらうことです.