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大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

ライティング「とは力」

とは力は,口頭での説明能力を念頭に置いていましたが,もちろん書く場合に必要となります.学生の皆さんならレポートや論文で,対象を規定したり,関連技術との違いを説明したりするときに不可欠です.ブログやWeb日記で自分の考えを開陳するときにも,就職活動のエントリーシートにも,応用可能だと思います.
ここでそのような「とは力」を鍛えるために,どのようにすればいいか,ちょっと考えてみました.

  1. キーワードを決めます.
  2. インターネット上で,そのキーワードが使われている例を見つけ,広く浅く読みます.その際,Wikipediaや辞書サイトなど,そのキーワードの定義しているところは見ないようにします.
  3. 使われ方をだいたい理解したところで,ブラウザを閉じ,テキストエディタだけを出して,「(キーワード)とは,」で説明文を書いてみます.字数は自由に*1
  4. 自分で納得できる文章が出来上がったら,ブラウザを出し,そのキーワードを定義しているページを開いて,答え合わせをしますcompare them.自分の文章で抜けている語句を抜き出して,文章の後ろに付けます.反対に,自分の文章にのみある表現があれば,印をつけるか,これも文章の後ろに付けます.

…というのを繰り返せば,文章力が向上するんじゃないか,という試案です.どうぞご活用ください.

*1:基本は,2〜3文.レポートや論文でも,1個の物事の説明にかけられる分量はこのくらいでしょう.