猫2匹
ピレウスで夕食をとりに歩いていると,大理石の上で背を向け合って座っている,2匹の猫を見かけました.
これはシャッターチャンスです.リュックからデジカメを取り出して,はい,チーズ,バター*1.…あれ,フラッシュたいてもた.
1匹が,いそいそと動きました.ああ,対称形が.
しかし気を取り直してもう1枚.といいたいところですが,猫も警戒しているのか,こちらを向いてくれません.
5秒ほど,膠着状態が続いてから,小声で,しかし猫に聞こえる大きさで「Hello」というと,こっちを向いてくれました.
有無を言わさずカシャっと.
エギナ島でレンタカーを借りるまで
日本人の会議参加者7人で,ピレウス港から船で40分ほどのエギナ島というところに行きました.
着いてから,バスのinformationへ.行きたいところまでのバスの運賃がEleven Thirty(11.30ユーロ?)ということで憤慨しました.ほどなく,次のバスの発車時刻が11:30と判明しましたが,それでも,着いた港で1時間以上待つというのは,得策ではありませんでした.
道行く人に親しく声をかけている,青いポロシャツを着ている人に,タクシーはどこで拾えるかを尋ねたところ,レンタカーはどうだ,島のあちこちへ自由に行けるよ,一人10ユーロでどうだと提案がありました.
青いポロシャツ,胸に「RENT A CAR」の文字が.呼び込みでしたか.
ともあれ,値段と柔軟性とで,借りることにしました.国際免許証は持っていないけれど,日本の免許証でいいとのこと.
それで30mほど走ったところのレンタカーやさんの受付所へ行き,一人が受付の人に免許証を差し出しました.免許証には英語が一切書かれていませんので,名前の英語綴りを言い,料金を払うことで,申し込み完了.
ところで免許証は? …なんと,レンタカーやさんで預かることになりました.
まあ事故もトラブルも,警官による免許証の提示要求もなく,ドライブを楽しみ,車を返却しました.
レンタカー事情
8人乗りの白いワゴン.
交渉時,申し込み時に特に言われていませんでしたが,もしミッションつきだったらどうしよう,うまくクラッチつながるかなと思ったりしまして…予想通りのミッション車でした.
私は後半にハンドルを握りまして,最初は,お約束*2のエンスト,あとはまあスムーズです.
右手でチェンジレバーを操るのは割と早くに慣れたのですが,ウインカーを出そうとして右手でハンドル奥のレバーを操作すると,ワイパーが動くのには,かなり苦労させられました.はい,ウインカーとワイパーのレバーも,左右反対でした.
それから,燃料は,満タン返しではありません.
なのですが,借りた時点で燃料がほとんどなく,最初に,ガソリンスタンドを見つけないといけませんでした(青いポロシャツの方が,教えてくれました).
ガソリンスタンドには店員さんがおり,「Ten Euro.」と金額を伝えると,その額まで入れてくれまして,あとは紙幣を渡すだけです.
レギュラー(UNLEADED)の1リットルは1.2〜1.3ユーロで,どこのガソリンスタンドにも,日本と同様に,レギュラー,ハイオク(PREMIUM),軽油(DIESEL,だったと思う)の1リットルあたりの単価が,1000分の1ユーロの単位まで(つまり4桁),書かれていました.