わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

霊験あらたか

昨日今日は,家族5人で,熊野詣をし,勝浦で泊まってきました.

青岸渡寺にて

「はい,着いたで,青岸渡寺に」
「そいやここ,西国三十三所*1の第一番札所やねんな」
「そやね」
「元日に行った粉河寺は,何番やったっけ?」
「第三番」
「ふーん,まだ2か月ちょっとで,2か所行ったか.ほなら,小学校入学までに…いや,3歳までに,全部回れそうやな」
「そしたら,いつお迎えが来てもええなあ」
「あかんやん!!」
さすがに誤解されそうなので野暮な解説ですが,基本的に夫婦(子供から見たら父母)の会話の中で,ラス前の,極めて重要な発言をしたのは,夫婦いずれでもありません.

熊野速玉大社にて

「ベビーカー*2で連れてくのはええけど,玉砂利*3の上は,ええことないなあ」
「どしたん?」
「子供の首が振動するのは,まあ首が座りかけやからええとして」
「ふん」
「ほら後ろ,車輪の跡がつくやろ」
「そんなんええねん」
「そっか.あとな,直射日光が目に入らんようにせんと」
「そやね…」
「この子に,サングラスつけさしたらどうや?」
「いやあの,乳幼児用サングラスというのは聞いたことないですし,仮につけたとしても,首を振ったり手で払ったりしそうで」
結局のところ,前進・後退を使い分け,直射日光が入らないようにしました.

ただいま

「着いたで〜.車に長いこと座って,疲れたか〜」
「おう,うちの子ご本尊を出したらな」
「何よそれ」
「あ,いや,うちの子菩薩のほうがええか?」
「訳わからんって」
「あのさ,干支によって守ってくれる仏さんがあるっていうやんか」
「まあそういうね」
「んで,子(ね)年のこの子は,何やったっけ?」
「知らんよ.ネットで調べたらええやん」
調べました…千手観音菩薩でした.

*1:表記はhttp://www.saikoku33.gr.jp/より.「さいごくさんじゅうさんかしょ」と呼ばれます.

*2:たぶんA・B型で,対面型にも背面型にもなります.A型は「フラット」,B型は「リクライニングなし」てなところです.http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413216524

*3:なぜ、参道には玉砂利が敷き詰めてあるのですか? へえ.