わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

助さん格さん

重要な気づき、それは、小鳥ピヨピヨの「助さん格さん」について考えていたときのことでした。
「助さん格さん」とは、自身のブランドを確認するときにウジさんが用いるフレームワークです。中心となる軸が、1つじゃなくて2つあることを意識すると、キャラクターが立体的になってブランドが浮き出やすくなりますよ、くらいの意味。

デザインも中身もリニューアルになりました:小鳥ピヨピヨ

助さん:人間らしさや温かみ、やわらかさ、小鳥ピヨピヨ風味な何か
格さん:ネットに関する経験や知見、知識
で、それをベースに、ダンスだとか面白系だとか可愛い系だとかがコンテンツとして出てくる、という感じ。

面白いです.
当雑記で「助さん」「格さん」が何になるか,考えてみました……こんな感じかな.

  • 助さん: 人に振り回され,人に影響を与える
  • 格さん: 問題解決,ものづくり

助さんの中の「人」というのは,学生や家族など*1です.自身,大学教員であることを明示しており,学生との会話や学生への語りかけを,よくエントリにしています.親馬鹿のカテゴリが,ただの親馬鹿ではないのは,日記にする際の技巧(レトリック)というより,それ以前の心がけです*2
ところで助さんのラベルは動詞で終えていますが,もし名詞にするなら,「インタラクション」が近いのかなと思いました.学生に教えながら,一つ一つ,自分の知識を増やし,教えるスキルを向上させたいと考えています.娘とのふれあいから学ぶことも,少なくありません.ただそれでも,「インタラクション」だけでは漠然としていて,日記として書く/書いたことに関連するすべての行為が含まれるので,上のとおり,少々泥臭い表現をとり,限定を試みました.
一方,当雑記の「格さん」というと,思いつきで作ったCやRubyのプログラムがその代表例です.専門が情報・計算機なので,ものづくりの「もの」は,ソースコードやデータになります.
目標あるいは仮説を立て,プログラムを作って実行するというのは,問題解決として自然なスタイルです.加えて,computingカテゴリの大部分や,多くの書籍・Webページを引用したエントリもまた,再現性や検証可能性を重視していますし,記事化によって,未来の自分がイチから考えなくて済むものとなっています*3
ふたつの概念のどっちが助さんでどっちが格さんなのか,そのフレームワークの提唱者さんは明確にされているのでしょうが,Webでは見当たりませんでした.そこで小鳥ピヨピヨさんの分け方を参考にしました.それと,wikipedia:佐々木助三郎wikipedia:渥美格之進にも目を通しました*4

*1:妻と娘,それと頻繁ではないけれど出現のたび強力なインパクトを持つ実母.

*2:『夫(パパ)は,我が子と一緒にいるときはいろいろな形で働きかけて自分の記憶に残したい.』, http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20090508/1241728614

*3:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20090117/1232140699

*4:自分の問題解決エントリは,敵(って何だ?)を切り捨てる剣術ではなく,護身術に近い柔術ですね….