わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

ゴールデンウィークの家族旅行にて

7玉そろばんの理由

萩のどこかで,各列が上2個,下5個の玉になっているそろばんと,その解説を見かけました.

解説の2番目の段落を書き出してみます.

 上二珠下五珠の算盤では,一つの所(1本の軸)で,五玉で10,一玉で5,合わせて15までの数を表すことができる.1斤が16両,1両が16朱(=4分)といった十六進数の計算をすることができるようになっている.

16進数をサポート,言い換えると各桁は0から15までを表現できるといいという発想に,驚きました*1
帰宅して調査:

吉田松陰先生

萩の町並み散策中に.

「そういえばさあ」
  「ん?」
山口県の人は,吉田松陰って呼び捨てにせんと,『吉田松陰先生』って言うんやてなあ」
  「へえ」
秘密のケンミンSHOWで,やっててんけど」
  「ああ,あの番組な.….県によっては,武田信玄と呼び捨てにしてはならん,『武田信玄公』なんやとか」
「そうそう!」
  「赤穂浪士やのおて赤穂義士やとか」*2
「うーん…」
  「とある国では,『偉大なる首領様』を付けんなあかんとか」
「…」
  「ハリー・ポッターの『名前を呼んではいけないあの人』とか.けどハリーが『ヴォルデモート』と堂々と言うんで,周りがびっくりするってシーンがなかったか」
「…途中から,関係ない話になってない?」

宮島の鹿をじかに触る

「この子,鹿に興味あるねんなあ」
  「触ってみるか…難しそやな」
「あなた,代わりに触ってみてよ」
  「何やそれ…」
「どんな感触?」
  「うーん,かやぶきの屋根みたいな」
「そんなわけないでしょ!」

*1:16進数に特化した特殊なそろばんも,もちろん,作ることはできたのでしょうが,このそろばん1つで,16進数の計算にも,10進数の計算にも使えるというのが重要なのですね.

*2:新婚のときに赤穂義士祭へ行ったことがあります.それはそれとして,wikipedia:赤穂浪士によると,「…浪士」という呼称は,大佛次郎の小説とそのテレビドラマ化が原因なのか….