わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

ビジネスジャンプから「幸せ」を学ぶ

昨日発売のビジネスジャンプ,通巻No.725では,巻頭の「世界に大自慢したい日本の会社」だけでなく,いくつかの漫画の中に,働き,感謝されることで幸せを得る姿が描かれています.
巻頭の会社のこと,またその中盤で縦書きになっている,幸せの4項目は,http://ameblo.jp/neoinaka/entry-10408418736.htmlhttp://www.pipaoi.jp/specialedition/nipponrikagaku/などから読めます.それと,漫画の最初のページを見ると,『日本でいちばん大切にしたい会社』という原作があることが書かれています.
次にインパクトを受けたのは,「だんじり」の第2話*1です.監督の采配で甲子園進出を果たし,監督としてはこれからというときに,校長から金を渡されてクビ,そして部員からは「元監督」「アンタ」という呼びかけとともに,罵倒の嵐.感謝とは正反対の反応を目にして,絶望させられる姿です.最後のページで,高校をあとにする主人公に対して,部員(コーチ?)が一人だけ止めようとするのもまた,哀れを誘います.
感謝のシーンというのは他にも見かけました.抜き出してみます.

「お嬢 今日もお母さん 遅いみたいだけど 寂しくないか」
「おじちゃんがいるから平気だよ」
「そうか」
(傷だらけの仁清)

「権現様!! 又右衛門の働きは これで良かったのでしょうか」
「よくぞ ひっ担いだ荷物を最後まで担ぎ通した 誉めようぞ…」
「そのお言葉…… 又右衛門…何よりの喜びでありまする」
(猛き黄金の国 柳生宗矩

「みんなは この事件を口実に 生徒に不満が溜っている事を 先生にアピールしているのだと
 先生が怖くて 何も言えなかった 生徒が初めて こんな形ですが 不満を口に したのです
 私は はじめて みんなと心が 通じた気がしました」
(霊能力者 小田霧響子の嘘

漫画を通じて震災復興するため,感謝の心を忘れずに,人のつながりを大切にしよう,という編集方針が加わったのでしょうか.

*1:「第2祭」となっていますが.