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ダカーポ特別編集を読んで,戦後70年を振り返ってみる

ダカーポ特別編集 戦後70年を考える。 (マガジンハウスムック)

ダカーポ特別編集 戦後70年を考える。 (マガジンハウスムック)

休日の自由時間に書店で見かけて,購入しました.
マガジンハウスの雑誌「ダカーポ」は,1990年代のあるときから,休刊になるまでずっと,購入して読んでいました.wikipedia:ダカーポ_(雑誌)によるとキャッチコピーは「現代が3時間でわかる、情報誌」でしたが,自分の認識は,「3週間前の出来事が30分で再確認できる情報誌」でした.連載もので覚えているのが2つあって,一つは花くまゆうさくのメカ★アフロくん,もう一つは…差し控えるとします.
当時の倍くらいの大きさの,「戦後70年を考える。」のムックをざっと読んだとき,「河野談話」「村山談話」そして「小泉手紙*1」の主要部を,p.57で並べて比較しているけれども,安倍談話*2の文面が載っていない点が,気になりました.裏表紙には「2015年9月15日発行」とありますが,Amazonの登録情報によると,2015/8/4の日付が載っています.日程上,仕方がない話でした.
なお,p.56には「70年談話」という表現とともに,談話への期待が書かれています.このページのタイトルは「「戦後レジームからの脱却」はできるのか?」です.安倍談話のうち「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」は,「戦後レジームからの脱却」の片鱗のようにも見えてきます.
巻頭に水木しげるの漫画,またその後は政治情勢・国際情勢も書かれていますが,ページとして多いのは「戦後の文化」です.戦後政治の流れ(pp.60-65),政治家の失言(pp.68-71),芸能&スポーツ年表(pp.78-91),バラエティ番組の変遷(pp.104-107.荒井清和のイラストもいい!),ヒット商品(pp.118-123)と家電(pp.134-137)を見ていると,70年でこんなに変わったのかという思いも出てきます.自分が物心ついたときの社会状況を振り返られるほか,いまの大学生がこれまで,何に触れて過ごしてきたかが,想像しやすくなっています.
上の世代の人には,笑われるかもしれませんが,黒柳徹子さんについて,「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」は知っているし『窓ぎわのトットちゃん』も読みましたが,NHKに入局し,テレビ女優第1号だったというのは,このムックを読んで初めて知ったことでした(p.94).