ANAで予約をしているときに,知ったのですが…
「乗り継ぎ必要時間」が,表になっています.
【国内線から国内線への乗り継ぎの場合】というのは…
20分だとか30分だとか,一部50分だとか,まあそんなもんでしょう.
すぐ下に,【空港間の移動が伴う乗り継ぎの場合】というのがあって…
羽田・成田は180分以上,伊丹・関西も180分以上.電車かバスでの移動のほか,空港の出入りのいろいろ*1を考えると,それくらいは見ておかないといけませんね.
表にはもっと長い時間の例もあります.富山・能登は,「380分以上」です.6時間20分です.すごいです.
これくらいになるともしかしたら,羽田経由で移動するほうが早いんじゃないか…
富山・能登の各空港サイトを,調べてみました.
いずれも2014年2月および3月のフライト情報です.
例えば,富山から能登へは,NH 882便*2(7:10富山発,8:10羽田着)とNH 747便(9:35羽田発,10:35能登着)を使えば,3時間25分.前後に少し時間が必要としても,4時間で収まりそうです.
逆に,能登から富山だと,NH 748便(11:10能登発,12:15羽田着)とNH 885便(13:40羽田発,14:40富山着)の組み合わせで,3時間30分です.
これらは現実的な範囲*3で最短の組み合わせを選んでいます.また実際には,飛行機代や予約が必要なこと,またフライトキャンセルの可能性もあるので,380分もかかるのなら飛行機を使え,と言うわけにはいきませんが…
それでも「富山⇔能登 380分以上」の1行には,インパクトがありました.そして,時刻表を組み合わせて,採算度外視でどのように行けるかを考えるのは,楽しい経験となりました.
*1:国際会議に行ったとき,何人かで入ったカフェの隅に,プレートアーマーが展示されていまして,「誰かあれ着て帰るか」「空港のセキュリティチェックで引っかかりますよ」「それ以前やろ」という会話になったのを思い出します.
*2:http://rocketnews24.com/2013/03/30/310617/をご覧ください.
*3:時刻だけを見るなら,NH 884とNH 747の組み合わせでもっと短くできますが,羽田空港の発着の時間差が10分という乗り換えは非現実的です.