わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

生命保険の見直し

先日,生命保険の営業の方から電話があり,家に来てもらって話を聞きました.
とはいえ単に「話を聞く」のではなく,電話そして来訪の目的は,契約内容の見直しですので,妻と話を聞いた上で,用意されていた複数のプランの中から無難なものを選び,サインをしました.
営業の方は,しっかりと準備した上でお越しのようで,しきりに,うえの子の名前を挙げながら,10年後は15年後はとおっしゃってくれていたのですが,そろそろ打ち明けといた方がええなあと感じたタイミングで,実はその後,さきの子・あとの子・すえの子と,合わせて4人の娘を養うことになりましてと言ったところ,営業の方は目を丸くして驚かれました.それでも営業トークというのはうまいもので,「(見直しプランで)万一*1のときの保障,下げておかなくて良かった〜」を挟んでいました.
今月で年齢が一つ増えます.妻のため子どものため,自分のため,人生を見つめ直す機会となりました.


ああそういえば,時事ネタがありましたね.朝日新聞デッドリンクになりやすいので,ハフポストのものを:

  • http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/03/life-insurance_n_5646381.htmlデッドリンク

記事を見て,学生時代に読んだブラックジョークの本を思い出しました*2.保険会社での,理想の顧客の話だったと思います.何か月か,生命保険の支払いが滞った客に連絡をしたところ,ご婦人からの丁寧な返答が来まして,「本人は死亡しまして,収入がなく,支払いができません.ご猶予願いますか」だとか.

*1:保障の種類に,「万一」という名称がありました.要は死亡保険金のことですが,妻が「万一…ってどういうことですか?」と営業の方に尋ねたのには,心の中でびっくりしました.営業の方は「死」「亡くなる」といった言葉を一切使わず対応し,妻もほどなく「…ああ,そういうことですか」と理解したのですが.

*2:たしか『ポケット・ジョーク (5) ブラックユーモア (角川文庫)』だと思います.今は手元にありませんが,書影は記憶に残っています.