わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

補助員の行動原則

「具体的な業務の流れの前に,『学会補助員の行動原則』を見ておきましょう.配付資料の1枚目の下段,タイムテーブルのすぐ下です.
 第一の原則は,『参加者が快適に過ごせるようにすること』です.我々は,縁の下の力持ちとなるのだというのを自覚して,行動してください.
 ここで参加者には,座長,講演者,聴講者がありまして,それぞれの人から出る要望,言い換えると,快適さを除外する要因というのは,異なってきます.どんなことに注意すべきなのかは,資料の2枚目以降を見ながら,場面ごとにお話しします.
 行動原則の2番目は,『連絡・報告・相談』です.『ほうれんそう』ともいいます.『ほうれんそう』の先は,まずは私です.広く言えば,学会の(開催校で組織される)実行委員会となります.
 具体的には…会場で,座長をはじめ不快さを与えてしまった場合には,補助員の立場として『すみませんでした』を言ってもらっていいし,またそうすべきですが,それだけでなく,セッションが終わったあとに,こちらまで報告することを,お願いします.
 そういった報告を,その後のセッション,他の会場にも,スムーズな運営に役立てたいところですし,現地のトラブルを実行委員会が認識していなかったというのでは,協議するにせよ頭を下げるにせよ,対応に困るのです.『連絡・報告・相談』を,忘れないようにしてください.
 そのための手段として,セッションごとに1枚,用紙をお渡しします.みなさんはボールペンなどの筆記用具を用意し,何かあったら記入してください.メモは文章である必要はなく,状況がイメージできるくらいの記述,それと,時刻を書きましょう.
 といったわけで,連絡事項はささいなことでも,大会本部へ伝えるようにしてください.
 さて,その連絡をいつするか,というのもまた,問題となってきます.小さなことなら,セッション後でかまいません.すぐに対処が必要な場合に,本部へ連絡すべきか,セッション終了後とするか…ですが,そこは座長の先生の指示を仰いでください.座長の方が,今すぐにとおっしゃってから,会場を離れ,この部屋(本部)まで来てください」

なにこれ

本日より3日間の日程で,第39回 教育システム情報学会 全国大会和歌山大学にて開催されます.縁あって運営に協力することになり,8つの発表会場で,各セッションがスムーズに進行できるようにする係を仰せつかりました.上記は昨日実施した,補助員向け説明会の一節です.
昨年の全国大会のマニュアルをもらいまして,今回の日程や実施状況に合うよう,書き換えているうちに,マニュアルの最後,雑多に並べられていた注意事項の中に,要配慮な情報がいくつもあることに気がつきました.そこで上記のとおり,最初のページに移動しまして,「行動原則」という名称を掲げ,注意喚起をすることにしました.
ただし第一の原則は,新設でして,セッション進行の手引きをもとに書き足したのでした.