ただいま，英国はバーミンガムに来ております．3月18日の晩でして，あと1時間半ほどで19日になるところです．
本日，とある国際会議に出席し，無事発表を終えました．
これに先立ち16日には，九州大学伊都キャンパスにて開催された，電子情報通信学会総合大会でも，口頭発表をしました．
総合大会について，昨年はApache Solrのバージョン間比較で発表しましたが，今回はGroongaで同様のことを試みました．Solrでは，各バージョンのファイルを伸長したのち，コマンドオプションでポート番号を指定すれば，1台の計算機で複数のバージョンを同時に起動できましたが，Groongaではそれが難しかったため，Dockerを採用して，バージョンごとのDockerイメージすなわち「箱庭」を作ることで，解決を図りました．それと，インストールなどを簡単にするため，Rroongaを活用しました．
国際会議では，SolrとGroongaのバージョン間比較環境について報告しました．Solrのバージョンは昨年の発表から少し対象を増やして，1.4.1，3.10.，3.6.2，4.6.0，4.9.0，4.10.4，5.4.0です．Groongaの対象バージョンは，16日・18日の発表とも共通で，4.0.8，5.0.0から5.0.5まで，5.0.8，5.0.9と，国際会議の予稿では5.1.1を加えました．2月29日にリリースされた6.0.0については対象にできなかったものの，gem install rroongaを実行するとバージョン6.0.0がインストールされる，という形で，国内の発表スライドに取り入れました．
九大ですが，最寄り駅と大学を結ぶバスで，入口ドアが閉まる直前の「ピンポン」の音が，「つぎとまります」のボタンを押したかのようで，まぎらわしいと感じました．
イギリスでは会議の内外でいろいろ勉強になりましたが，さしあたりは，ドクターペッパーが日本よりも容易に入手できたこと，またバーガーキングでは0カロリーのドクターペッパーを選べたことに，驚きました．ほかの雑多な話については，帰国してからまた記事にします．
