わさっきhb

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知能科学クラスタのゼミ初回

大学院の所属クラスタを変更しました.2年間,知的モデリングクラスタに所属していました*1が,このたび,新たに開設された「知能科学」のクラスタに移籍しました.
研究内容の変更はありませんが,データから,通信に,関心をシフトしていくことになりそうです.
同じようにクラスタを変更し,知能科学クラスタの新設を主導した教授より,今年度,某ゼミの運営に携わってほしいと依頼があり,承諾しました.知的モデリングの某ゼミの実施形態を取り入れながら,これまでのおよそ倍となった参加学生に,研究成果を発表してもらうよう,スケジュールを組みました.
教員による事前ミーティングで,進め方について承認を得たものの,発表順の調整には手間取りました.初回は,知的モデリングから知能科学へ移籍のM2学生3人に発表してもらい*2,次回発表者は,大ゼミ初回ガイダンスの中で,主導の先生が学生に聞きながら決定しました.
自分はというと,裏方に徹したい,というわけにもいかず,コメントシートの手配(教員持ち回り)と,司会進行(次回以降は学生持ち回り)をしました.年間スケジュール表と,コメントシートの印刷は,完成したのが当日ということもあって,学科事務室に依頼せず,自分で印刷をしてみると,A3専用の機械に刷ってしまったり,A4の用紙が湿っていたらしく何度も紙詰まりを取り除いたりして,手間取りました.進行においては,10分で1鈴,12分で2鈴,20分で3鈴*3を設定したノートPCを持参し,発表時間中は学生に,質疑応答の際にはフロアに向けました.
某ゼミ終了後は,教員・学生より提出してもらった,数十枚のコメントシートを整理しました.先生方の個性を知り,質問をした学生はコメントも充実しているなあなどと感じながら,発表者ごとに裁断して,指導教員のメールボックスへ入れました.


Q: 「某ゼミ」って何ですか?
A: 大学院生(マスターコースの学生)を対象としたゼミのうち,研究室を越えて実施する形態のものです.対応する科目もありまして,きちんと出席して聴講し,自分の番に発表をすれば,修士修了のための単位となります.
学内では「大ゼミ(おおぜみ)」と呼ばれています.当ブログ上で,「大ゼミ」ではなく「某ゼミ」と書くようになった記事には,某ゼミの欠席メール文例があります.

*1:前の移籍報告:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20140416/1397595278

*2:初回はガイダンスだけで終了,とするわけにいかないほど,学生発表のスケジュールが“ぎちぎち”なのです.

*3:http://www.wakayama-u.ac.jp/~takehiko/zjs/index.html?m=101220