わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

某ゼミ世話人

 本日のゼミで司会進行を行いました.
 当ブログでは,マスターコースの学生が輪番で発表する形態のゼミを「某ゼミ」と表記しています.通年での出欠管理やアナウンスなどを行う担当教員と別に,発表各回は教員持ち回りで,タイマーを持参し,司会進行をします.
 1コマの発表人数は4名です.1人あたりの時間は,発表15分+質疑5分を基本とします.「発表終了」「質疑終了」と別の,途中経過のベルについて,明文化されていませんが,1週間前の実施に合わせて,13分で鳴らすことにしました.
 また,学生・教員とも,授業後に発表者ごとにコメントを書いてMoodleで提出する必要があり,司会だからといって免除されるわけではありません.先週まではレジュメをタブレット端末で閲覧し,コメントを書くための情報を小さなメモ帳に記入していたのですが,今回に限り,レジュメを印刷して持ち込み,そこの余白に,これまでよりも大きな字で,書き込みました.
 発表や質疑の詳細を,ここに書くわけにいきませんが,学生からの質問が多く出ているのは,嬉しいところです.誰も挙手しないので教室の後方に座る学生を当てる光景を,4月以降まだ目にしていません.
 教員の質問・コメントについて,この発表内容だとあの先生かなと内心で思っていたところに,その先生が挙手されて,ひと安心です.


 某ゼミは,大学院の中で分割されたクラスタごとに実施します.最初に所属していたクラスタは,他のクラスタと比べて教員も学生も多めで,学生は半期ごとに発表し,出席・発表・質問を点数化して成績をつけました.M2の後期はじめを修論中間報告とし,その期間が終わったらM2の出席は不要としていました.
 誘われて移籍したクラスタは,びっくりするほど学生数が減ってしまい,学生1人につき年間で5回は発表していたように思います.コメントをその場で書いて提出するのも,世話人のときには学生ごとに切り分けて指導教員に送付するのも,なかなか大変な作業でした.
 今の所属クラスタは,最初の所属のときよりも,M1とM2を合わせた人数が多い一方で,グループワークやポスター発表が,某ゼミの年間行事に組み込まれています.学生も教員も,時間を取られますが,各学生が対象や実施内容をよく理解し,レジュメ・スライド・ポスター・口頭発表を通じて適切に表現できる能力を培うための手助けができればと思っています.