わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2016年6〜8月

きりぬき

さて,個々のテストや板書に,文脈があるという主張には,同意するものの,SNSでさらすことが,その文脈を切り捨てるという考え方には,引っかかりを覚えました.
というのも,SNSに流すのは,新たな文脈をつくることだからです.
文脈は,「思惑」と置き換えることもできます.
先生(当事者)や出題者の側が公表された,板書例やテスト問題から,学校の先生方が共感するような文脈=思惑が,読み取れることもよくあります.
問題さらし・採点さらしを通じて,今の教育はおかしいとアピールするのにも,ネットならではの文脈=思惑が見えてきます.その方が「ウケがいい」のです.
かく言う私も,他の方が手がけた授業例やテスト例を,ブログで取り上げて論評することをよく行います.そこには,当ブログ上で文脈をつくるのに加えて,公表された内容には必ずしも明示されていない「文脈」を特定したい(より正確には,文脈を推定してみたので,自分なりに整理しておきたい)という側面があります.

テストの文脈,ネットの文脈

誤答の2番目に行きます.『2種類の認証方法があるほうがより安全である』です.これも何人か,いました.ええっとですね,こう書いて,『より安全』というのは,良くない感覚です.
というのも,認証の手段が,複数ある場合には,攻撃者は,より安全性の低い方をアタックすればいいのです.不備をつけば,いいのです.なので安全性は向上しません.
パスワード認証をしてから公開鍵認証をする,なんてことはSSHではしませんからね.『2段階の認証』と,『2種類の認証』は,区別して理解しておきたいところです.

SSHの公開鍵認証があればパスワード認証は不要?

食卓に → ドラッグストアで買ったものを広げると → おばあちゃんが来て → 「あのね,それ買わんでええようになったんよお」 → 対策グッズを → ご近所さんから聞いたとのこと → 「返金するわ」 → 「私が行くんで,領収書,置いといてね」 → 領収書を → 財布から取り出す → こういうときの返金って → winner take all → じゃなくて → all or nothing → だよな → 経口補水液も → 返金の対象になるってわけで → 要は飲めない

経口補水液を飲もう