「ふあぁ,おはよう」
「ママ,おはようさん」
「また早くから起きてたの?」
「まあな,この時間帯に,はかどる仕事もあってな」
「体,壊しなや(コタツに足を入れる)」
「へいへい.子らはまだ寝てるか?」
「静かに,抜けてこっちに来てんけど(ノートPCを開く)」
「けどまあ,そのうち誰か,来よんねんな」
「(画面を見る)」
「んでママに甘えに行きよってな…」
「よし,面白いモンを作ろう!(立ち上がる)」
「どしたん?」
「部屋の角っこの,ここで寝るときに使う毛布を持ってきて…」
「縦に2つに折って…」
「端っこから,丸めていって…」
「これで完成.『毛布の丸太』や!」
「ん!? 何してんのよ,って目ぇやなそれ」
「変なの」
「朝の思いつきは,こんなもんや.…お,廊下を歩く音がするぞ」
「あれぇ,まだ早いのに」
「(かちゃ)」
「おはよう.早起き一番のすえの子やな! …それと,後ろには,さきの子!?」
「おはよう.もちょっと寝ときや」
「ママぁ」
「ほいでもってすえの子はいつもどおり,ママのおひざやな」
「パパぁ…なにこれ?」
「お,さすがさきの子,丸太の毛布に気づいたか」
「やったぁ」
「さっそく上に乗っかるか」
「でもって丸太に乗ったかのように,自分の体ごと回転かよ.どんだけ想定どおりやねん」
これは数日前の出来事です.毛布の丸太は,記事作成にあたり作り直しました.
次の日には,ふかふかの毛布を折って開いて,ゴミ箱(google:折り紙+ゴミ箱)を作ろうと試みましたが,途中で断念しました.あとの子が来て,さっそく広げていきました.