わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

練習前の,卒論発表スライドチェック

  • スライド番号をつけてください.最初のスライドが1です.
  • 表紙のスライドに,「卒業論文発表会」を書き加えてください.
  • 研究目的のスライドですが,これでは他の先生方に伝わりません.「動機」「(設定した)目的」「実施したこと」に分けて,次の方針で作り直してください.
    • 「動機」は,これまで述べてきた課題に対し,後で紹介するコンテンツや新たな技報などを活用すれば,ユーザにとって作業が効率良くなるなることを書きましょう.言い切りの形にしてください.
    • 「目的」は,あなたの研究の中核となるところです.体言止めで表現してください.箱囲みの中に入れ,フォントも大きめにしましょう.
    • 「実施したこと」について,ぱっと思い浮かぶのは,コレコレなのですが,これだと卒論題目と完全に一致ですね.それは良くないので,ナニナニを用いてコレコレを実施した,という書き方にしましょう.
  • スライドタイトルの「○○」について,これでは,○○はすべてこうなんだ,と読めてしまいます.タイトルは「対象とする○○」とし,話す際には「本研究で対象とする○○について説明します」としましょう.
  • 関連研究のスライドでは,それぞれの紹介だけでなく,どのような課題があるかを,自分の研究で解決を試みたことと関連する形で,簡潔に記述しましょう.
  • 実体関連ダイアグラムだけのスライドについて,データベースを専門としない他の先生方が,この図を見ても,見方がよく分からないと思われます.重要な特徴を,図の下に簡潔に書きましょう.もっとも主要な「1対多」の関係を取り上げるといいでしょう(例えば,「1つの漢字には,複数のヲコト点が付与されることがある」).
  • 実体関連ダイアグラムの直後に,システム運用前の初期設定として,レコードが,どのようなSQL文によって格納されるかの実例を,スライドにしましょう.上半分を,人間が見て分かるような実体とし,真ん中に下向きのブロック矢印を置き,下半分に対応するSQL文を配置します.作成にあたっては,良いSQL文を1つ用意し,逆算して,それに対応するイメージを作りましょう.
  • データベース構築に関して,登録されたレコードの数も書いてください.主要なテーブルのみでかまいません.
  • 計算結果のスクリーンショットについて,文字が小さすぎます.上位5件に数を減らして(画像のトリミングを行って)から,拡大しましょう.
  • スクリーンショットの上に,線や囲み(塗りつぶしのない円・四角形・角丸四角形),文字を配置し,画面のどの要素がどんな役割をしているのかが,一目で分かるようにしましょう.
  • 協力者を伴う評価実験にあたっては,実験ごとにその参加人数を明記してください.実験群・統制群に分けたなら,それぞれの人数も書いておきましょう.
  • 表の数値は,列ごとに,小数点の位置で揃えてください.すべての値を小数第○位にして,右揃えでもいいのですが,WordやPowerPointの右揃えだと,セルの右端に行ってしまい,見栄えが良くありません.バッドノウハウですが,中央揃えにしてから,数値の左に半角空白を置いてください.
  • コレとその次のスライドは,あなたの卒業研究の趣旨からすると,重要度が低いので,話さないことにしましょう.いったん,一番後ろに移動させ,非表示スライドに設定してください.