わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

「完成の見込み」を問われたら

「グループワークの中間提出を,見せてもらいました.
内容について,取り急ぎこちらから連絡しておかないと,というグループはなかったのですが,『完成の見込み』の書き方について,全体にアナウンスしておきます.
中間提出で『完成の見込み』を書くよう,指示していまして,どのグループも,記述はあったのですが,『あります.』だけとか,『完成できるかは微妙なところ』という趣旨の記述を見かけました.
『完成の見込み』として尋ねる意図は,完成する・しないの『可否』ではありません.可否だけを言うなら,『完成させなければならない』のです.
そうではなく,5週のグループワークにおける3週目の,中間報告の時点で,どこまでできていて,どこはできていない(これから実施する)かをグループ内で点検し,報告してもらいたかったのでした.
例えば『中心となる処理は完成しているので,あとは画面の見易さや使いやすさの向上に尽力する予定です.』や『●●および●●の機能はほぼ完成している.今後は●●の機能に着手する.』といった書き方が,ここでの模範解答となります.それぞれ,実際に提出された中間報告の記述を改変しました.
この科目のグループワークとしては,今後,完成の見込みを問うことはなく,5週目のデモンストレーションに向けて『完成』を目指し,実装やバグ取りなどを進めてもらいます.
研究室の活動や,仕事で長期にわたって開発をしたりする際にも,『ゴールは何で,期限(または重要なイベント)はいつか』『これまで,何をしてきたか,何が今後の課題か』を常にチェックし,教員や上司に報告するよう心がけてください」