わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2学期の状況は

「パパ,今日ね,個人懇談に行ってきたんよ」
  「小学校のか?」
せやねん.うえの子,さきの子,あとの子の順に,担任の先生からお話しを聞いてきてんけど…」
  「…」
「うえの子ちゃんと,あとの子ちゃんは,問題なし,よくできましたやって!」
  「ほお,勉強やら他のことやら,学校でしっかりやってんねんな」
「問題は,さきの子ちゃんで…」
  「冬休みにしっかり勉強させなあかんのかな」
「それもあるねんけど,生活習慣の面で,直さなあかんところがあるって言われた」
  「そっか.ほな家でもちょっと厳しめにしようか」
「パパから怒っちゃってね」
  「へいへい.とはいえ,しょっちゅう怒るわけにもいかんが…」
「そういえば,さきの子ちゃんね,あとの子ちゃんのクラスで,やらかしてんて」
  「…やらかしたんかいな」
「あとの子ちゃんの担任の先生から聞いてんけど…給食の時間に,あとの子ちゃんではない誰かが,ふざけてたもんで,担任の先生が全員を座らせて,厳しく叱っててんて」
  「…」
「それでそこにドアをがららら〜って開けて,さきの子ちゃんが『あとの子ちゃ〜ん! 歯ぁ磨きに行こう!』って大声で言うてんて」
  「う,うわあ…まごうことなき,やらかしやがな.静寂を破りおったんやな」
せやねんて」
  「お,さきの子がこっちに来たぞ.お前,ママから聞いたんやが,2学期も苦労させまくりやってんてな」
 「え? あたし,たのしんでるよ!!」
  「いやいや,お前そのものやのおて,担任の先生やママに,迷惑をかけてるっつうんや」
 「いけないことしたら,あやまってるよ,あたし!」
  「いやそうではなくてやな…あんまし聞きたくないんやが,クラスに友達,おるか?」
 「おるで! 一年生みぃんな,ともだちだもん!!」
  「いやその,広く浅くやのおてやな…一緒に遊んでくれて,お前の行動力に追随するような,お友達がおるんかいなと」
 「そんなんいわれてもなあ〜♪」
  「えっとやな,お前を上機嫌にさせる質問は特にしてないんやが」