わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

送り迎え?

土曜日の運動会の話の続きです.実はこの日の午前中,うえの子だけ,所用がありました.車でJR某駅まで連れて行きました.
昼前に,運動会が無事終了し,実家の母も含めて車で帰宅して食事をとっていると,じきに,うえの子を迎えに行く時間になりました.
母からは,長居は居心地が悪いとのことで,うえの子を迎えに行くついでに,南海和歌山市駅まで運んでほしいと依頼してきました.
ハンドルを握るこちらは,もちろん送るけれど,いろいろ考える*1と,まずうえの子を拾って自宅まで戻り,うえの子を降ろしてから,母を和歌山市駅まで連れて行きたいと提案しました.同乗すれば,短い時間ながらも,うえの子と会話ができるよと言ったら,賛同してくれました.
道中はトラブルもなく,JRの駅に到着.電車から降りるうえの子を見つけて車に乗せました.そして帰路へ.自宅の駐車場にたどり着いて,うえの子よ,一人でおうちまで行けるよなと言ったところで,母が反発しました.
小雨だったこともあり,短い距離ながら,母が,うえの子と一緒に家まで行くというのです.
了解しました.それでしばらく,車内に自分だけ…
南海の駅まで送ったあと,どこかで道草しようかな…
昼食の直後なので,食べ物はいらないけれど,書店か,どこか…
と思案していると,何ごとにも予想を裏切る実家の母親は,ここで,さきの子・あとの子・すえの子を連れて来ました.体操服ではなく,お出かけできる服装になっています.
そして車内に.騒がしくなって出発進行です.
母の主導で,さきの子・あとの子・すえの子に満遍なく話しかけます.その一つは:
「さきの子ちゃん.あのね…」
 「なに,おばあちゃん?」
「前に海遊館へ行ったときな,泳いでる魚,触ってたやろ」
 「うん.あとのこもやで」
「あんなん,おばあちゃん,こわいわあ」
 「そんなんへっちゃらやで!!」
自分から見て母親は,発想がすごいし行動もすごいけれど,自称「こわがり」なのが気にはなっています.昨年どこだったかで,この子らに対して「おばあちゃんね,恐竜とか妖怪とか,あんなんこわいねん」と言っていたこともありました.
そうこうして,南海和歌山市駅へ.あとの子・すえの子が涙声になる中,電車は待ってくれないからと言い,バイバイしました.
道草せずに,帰りますか.エンジンを吹かして,右に90度,すぐ信号が青になって左に90度…
   「めりーごーすたーみたい」
すえの子です.冷静さを取り戻したのか…え!? 冷静じゃないぞ.
 「ジェットコースターみたいやなあ」
  「それいうんやったら,メリーゴーランドやで」
ああそうそう.あっちのおばあちゃんがいても賑やか,いなくても賑やかな3人とともに,無事故・無違反・寄り道なしで帰宅しました.


写真は本文と関係ありません:

*1:自宅,JRの駅,南海の駅それぞれの距離の違いも一因ですが,もっとも大きな要因は,JRの駅で迎えたうえの子は,昼食がまだでして,食べさせるのが先だろうという点です.