「買い物したんで,持ち物はおっけ~?」
「おっけ~!」*1
「おっけ~!」
「その前にお昼ごはん食べたから,おなかもおっけ~?」
「おっけ~!」
「おっけ~!」
「ほな帰ろか(車のエンジンをかける)」
「おうちへ帰ったら,手を洗ってから,粘土で工作する前に,下絵をかくのよ」
ママのこの発言を,運転席で聞いて,2つのことが頭に浮かびました.一つは,いきなり作業するのではなく下絵(下書き)を用意するというのを,小学生の子らに教えることです.自分だと,材料が揃ったんで思いのままに作れ,散らかるやろから最後にぱぱっと後片付けするんやで,といった指示にしかならないのです.
もう一つは,「下絵」が「したい*2」に聞こえかねないなというものです.さっそく,すえの子が反応しました.
「シタイ?」
「いやいや,シタエや」
「なにそれ?」
「下絵,なんやが,通じひんか…」
「下絵ってのはね,実際に作りたいものが,どんなのかを,紙にかいてみることね」
「あ~,アイデアスケッチのことか!」
「アイデアスケッチ! わかった!!」
「え,分かるんかそれで!?」
「図工の授業で,やってるもん」
「うん!」
「アイデアスケッチ」について
- 上の話とだいたい同じ意味:アイデアスケッチとは何? Weblio辞書
- ちょっと違う意味:アイデアスケッチの描き方を習ってわかった10のポイント :: デイリーポータルZ