昨日のゼミで,3年生それぞれが作成しているWebアプリケーションの中間報告をしてもらいました.
前日の朝のことです.動作画面や,必要に応じてソースファイルを,学生・教員合わせて最大11人が問題なく見ることのできる方法について検討しました.スクリーンのあるゼミ室は使用できず,学生室の共用スペースまわりで表示させます.春先に使用した超小型プロジェクタは,設定に手間がかかる上に,解像度を高くできません.
自室でLinuxの操作をしていたとき,視線の先が,31.5インチのディスプレイなのに気づきました.普段のLinuxサーバの操作は,基本的にはsshコマンドを用いたリモートアクセスで,サーバのGUI環境を使うことがあまりなかったのですが,ここ数日,ある動作確認のため,サーバにつないでいるディスプレイの電源を入れ,タッチパッドつきキーボードで,操作していました.このディスプレイが,31.5インチでして,実のところこのサイズは,自分の部屋には不要なのでした.
これを,学生室へ持って行って,表示させることにしました.空きの机は学生室の共用スペースの近くにあります.そこに置いて,ノートPCとつなげば,大型スクリーンほどではないにせよ,ブラウザもソースコードも,きれいに見えるはずです.
実施の要領を学生にメールし,翌日(昨日)のゼミ開始30分前から,作業をはじめました.31.5インチディスプレイ,キーボードとマウス,ノートPCの順に,自室から学生室へ持ち運びました.PCとディスプレイとの接続には,HDMIです.ケーブルは,前日にイオンの中のエディオンで調達しました.ついでにUSBハブも購入し,キーボード・マウスと,PCとをつなぎました.
学生から事前にメールで送ってもらっていたjspファイルを,自分のPCのEclipseで登録しておき,ゼミではサーバ実行でWebアプリケーションを動かしたり,ソースファイルを行単位で見たりすることができました.
ゼミが終われば,HDMIとUSBハブのPC接続のところを抜いて,ノートPCだけ,自室に持ち帰りました.次回は,学生のBYOD PCを接続してもらおうと考えています.