わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

結果と考察は別の節で

目次案を見ました.
システム評価の章について,最後の節は「評価結果」となっていますが,もう一つ節を追加して,「考察」としてください.
「評価結果」では,結果の図表とその見方を記し,「考察」では,その評価結果から言えることや,研究目的と実施した内容(システム開発・評価)を振り返って,設定した目的を達成できたか(課題を解決できたか)などを書くことになります.

なにこれ

指導している2名の修士論文,3名の卒業論文について,目次チェックを終えました.
上記は,ある学生に送ったメールをもとにしています.

細かい話

  • 研究を通じて解決できなかった事項,言い換えると「今後の課題」は,十分に字数をとりたい(1つの事項につき数行分,それが複数個ある)場合には,考察の節で書きます.そうでない場合には,終章(「おわりに」など)の第2段落で「今後の課題として〜が挙げられる.」とするのがいいでしょう.
  • 結果(図表)から直ちに分かること,例えば従来手法に比べて提案手法は正答率が何ポイント向上した,時間がどれだけ減少した,といった情報は,評価結果の節に書きます.