某年月日,学内のある先生と面談をすることになりました.
研究に関することです.といっても,ある成果発表に疑義が生じたとか,発表件数が少なすぎるからもっとしっかりやらんかいというのではありません.
こちらまで来てもらうことになったのですが,自室は「あの すさまじい 部屋を 掃除しろ♪」の歌*1がぴったりです.まずは来てもらい,学生室のミーティング机に移動して,そこで質問に答えることにしました.
時間と場所を決めてから,まずは学生室に足を運びました.3月ですし,急ぎの仕事もありませんので,学生はいません.ホワイトボードに「某年月日某時分,ミーティング机を使用します」を書いて,退室しました.
当日になりました.学生室に入って,机の上は,きれいなままでした.
次にやっておきたいのは,事前の問い合わせ内容ともっとも関連性の高い,研究室内の成果の確認です.
4年前のある学生の卒業研究は,紙でファイルに綴じていたはず…と,うろ覚えの名前を本棚で探してみると,卒業論文が見つかりました.しかし表紙の糊付けが取れてしまいました.自室に戻ってスティック糊を見つけ,貼り付けました.
ぺらぺらとめくってみて,インタビュー時に見てもらうのにもっとも良い内容であることを確認しました.この成果は諸事情あって学会発表をせず,本人も学部で卒業したので,卒業論文で終了という内容でした.
ミーティング机の端に置いておき,学生室の明かりを消して戸締まりし,自室に戻りました.
時間になり,学内の先生がお越しになりました.学生室への移動,インタビュー内容の確認,研究シーズの紹介,今後の方向性の共有と,スムーズに進めることができました.
*1:嘉門達夫「青春フォーク替え唄メドレー」からで,もとの歌は「あの素晴らしい愛をもう一度」です.