わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

理解しやすい文章か,誤解しにくい文章か~『理系のための文章教室』より

 イオンモール和歌山1Fの未来屋書店で購入し,自宅で寝っ転がって読み終えました.
 全体としては「もう「読みにくい」とは言わせない」ためのノウハウ集となっています.
 「理系」を念頭に置いた解説の一つは,pp.18-19の,以下のところと思われます.

 文章には、大きく分けてふたつの種類があります。

  • 誤解される可能性を過度に恐れず、まずは一人でも多くの人に理解や共感されることを目指すもの

 と、

  • たとえ理解できる人が少なくとも、絶対に誰にも誤解されないことを目指すもの

 です。
 理系の人間は、前者の『理解しやすい文章』ではなく、後者の『誤解しにくい文章』の技術を磨く人種です。

 高専*1・工業高校講師経験・ライトノベル作家という経歴のもとでの,著者の認識と理解しましたが,自分の周囲においては,上記のような二分法は,得られそうにありません.
 授業(レポートなど)でも研究でも,学生には「まず書くこと・アウトプットすること」を望んでいますし,自分も可能な限り,やっています.読み手を意識して読みやすくしたり,学会発表などに適した中身にしたりするのは,いくらか書き出してからの作業となります.
 諸事情により,本記事の作成にかけられる時間が経過してしまいました.後日,書き加えることにします.