2021年電子情報通信学会総合大会に,M2学生2名が発表します.今日は発表指導をしました.
修士論文を提出し,他の単位も揃えて,博士前期課程修了そして就職なのですが,発表してもらうことにしました.1ページの予稿は,1月上旬に提出済みです.
まずは発表用のスライドを見て,修正すべき箇所をメールで指示しました.修士論文は2年間の成果発表となるのに対し,学会発表は,他の学会を含む,以前の成果公表から何をしたかというのが重要になります.違いを明確にするとともに,前の発表で実施したことや,採用しているプラットフォームなども,丁寧に説明するよう,伝えました.
次は発表練習です.今回の学会はZoomを用いたオンライン開催ということなので,練習も,Zoomを使用しました.ミーティングを別々に設定し,一人目に1時間,あいだに30分の休憩を置いて,二人目にも1時間,という配分にしました.ホストの自分が設定をしておかないと,招待した学生は画面の共有が使えないのに気づき,あわてて設定しました.
一人目を,通しで聴いている途中に,ドアをノックする音がありました.発表を止め(自分のノートPCの学会タイマーも止めて),入口へ行くと,重要な用件でしたが即対応というものでもなかったので,あとでお伺いしますと言ってドアを閉め,席に戻りました.
指導一人目終了.30分の休憩の時間に,行ってすべきことを聞き,部屋に戻ってメールを見ると,また別の,要注意な案件です.しかも時間指定がついています.この件の担当者のところに向かい,結果が出ましたらお知らせくださいと言って部屋をあとにすると,もう,二人目の発表練習開始時間です.
そして通しで聴いてから,指導している最中に,ドアをノックする音があり,結果を知ることができました.ひと安心です.
発表する2人は,それぞれ大小ありますが,2年前の修士研究を引き継いで,新たなことを実施しました.先月実施で第10回を数える「知識・芸術・文化情報学研究会」への発表はスキップし,修士論文を完成させ,今回の全国大会発表です.研究室が,寂しくなります.