わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

炭酸きつい

 某年月日の昼食中のことです.
 市内の王将で,自分と妻と,さきの子・あとの子・すえの子の5人で,昼食を終えました.うえの子は,何やら行事に出ています.
 お姉ちゃんのお迎えを,みんなで行こうかと,王将のテーブルで注文をする前には,言っていたのですが,食べ終えると,時間が早く,ここで会計をして迎えに行くのでは,車内で待つ必要があります.明るい王将の店内で,長話というのも,できそうに思えません.
 そこでさっさと帰宅して,妻と3人の子どもはそこで降り,自分ひとりで,うえの子を迎えに行ってほしい,というのが妻の要望です.子らは車内に残りたい,お姉ちゃんと一緒に帰りたいと言ったけれど,妻の睨みに負けて,家の駐車場で降りて行きました.
 一人になって出発し,車を走らせ…コンビニエンスストアの駐車場に入りました.
 自分の分の,飲み物を探しました.久しぶりに,甘いサイダーが飲みたくなりました.
 買い物カゴは持たず,気になるペットボトルの1本を,右手で持ってから,うえの子にも何か用意しとこかと思い,紙パックのカフェオレを選びました.レジ袋に入れてもらって,支払いをし,車に乗り込むと,お迎えの時間に間に合わないことに気づきました.無事故・無違反,数分遅れで,言われていた駐車場にたどり着きました.
 向こうは,運転手ではなく,車体とナンバープレートで,気づいてくれました.2列目左側から乗り込み,開口一番,「ママは?」です.妻と妹たちの状況を,話しました.
 駐車場を出て,しばらく走らせてから,レジ袋を後方に送りました.2本のうちどっちか,飲んでええぞと言うと,うえの子は両方を見比べて,サイダーを選びました.
 信号で停止したときに,カフェオレのストローを差し込み,口にしました.とても甘く感じました.
 これ炭酸きついと言ってくるので,きつい(強い)からこそ,ゆっくり飲むとええんやないかと返したところ,ペットボトルを激しく振る仕草が,ルームミラー越しに見えました.フタはしっかり閉めています.何しとんねんと尋ねると,振ったら炭酸抜けるでしょとのこと.なるほど.そうしてフタを開け,本人にとってはいい感じに気の抜けた清涼飲料水を,味わっていました.
 自宅の駐車場の手前,最後の信号で止まったときに,カフェオレを飲み干しました.うえの子はサイダーがいくらか残った状態で持ち帰り,妹にあげて喜ばせていました.