電話が鳴りました.
自分は2階で,PCに向かって作業中です.
誰か取ってくれるかなと思っていると,何回かのコールで音が止まりました.1階で,すえの子が取ったらしく,かすかな声が聞こえてきます.電話をかけてくるタイミングは,実家の母からでしょうか.
階段を昇る,すえの子の足音が聞こえてきました.ドアを開けて,「パパー,あっちのおばあちゃんから!」と言い,受話器を差し出してきました.推測は当たっていました.
さて…
「あんた,今ええのん?」
「まーええけど」
「9月にな,友達と,和歌山城に行くことになってん」
「あーはいはい(ええことやね)」
「それでな,あんたに頼みたいことがあるねん」
「あーはいはい(えっ,立ち会えってか?)」
「お城に行ってな,案内パンフを,取っといてほしいねん」
「あーはいはい(どうやら立ち会いは不要らしいな.しかしパンフか…)」
「それで,あんた今度,妻さん*1と子どもら連れて,うち来るやんか」
「あーはいはい(せやったな.休日の,いつやったっけ…)」
「そのときに,パンフを,持って来てほしいんや」
「あーはいはい(それなら)」
「以上です! すえの子ちゃん,おる?」
「えっとすえの子は下に降りてもたけど」
電話を切りました.
ところで,案内パンフを得るのに,わざわざ和歌山城の天守閣まで行く必要はありません.駅前の観光案内所で,いいのです.少し調べると,JR和歌山駅の地下(わかちか広場)に,「観光交流センター」があるのがわかりました.
仕事帰りに訪問して…
「史跡 和歌山城」の案内をはじめ,市・県の観光情報を無料で,取得できました.
しっかりと保存しておき,実家に帰る日に,忘れずにリュックサックに入れればよいというわけです.
*1:実際の会話では,妻の下の名前+「さん」でした.当ブログでは,実家の母から見た自分の妻のことを,「妻さん」と表記することにします.