FIT2022はハイブリッド開催です．
初日に，ある部屋で聴講した，連続する2つのセッションについて，ハイブリッド（対面＋Zoom）の特徴をよく表していたように思います．その場でとったメモを整理しておきます．
- 先のセッションの教室参加者は，座長，会場担当と，聴講者15名程度でした．教室には50人分程度の机とイスがありました．
- 次のセッションは，座長はZoomからの参加でした．教室参加者は，会場担当と，聴講者10名弱でした．
- 発表は，「教室から」「Zoomから」のいずれもありました．
- 教室での発表者は，教室前方に座って，（普通の）マイクに向かって話しました．
- 質疑の際に，Zoomからは聞き取りにくかった発表があった，というコメントがありました．教室からは良好に聞き取れましたが，発表者とマイクとの位置は良くなかったように見えました．*1
- 質問も，「教室から」「Zoomから」のいずれもありました．
- 先のセッションで，質問したのはすべて教室からでした．座長以外は，教室前方に来て，Web会議用マイクに向かって話しました（教室でも聞くことができました）．
- 次のセッションでは，Zoomのコメントをもとに座長が指名し，Zoomの音声会話でやりとりしていました．
各部屋の機器の手配，会場担当者の教室内の対応，座長と会場担当者との連携など，頭が下がる思いです．
*1:対策としては，聞き取りにくいときにはZoomにコメントを書き，会場担当が読んで，教室の発表者に伝えること，でしょうか．
