お寿司を食べた次の日の夕食は,鍋を囲みました.
「あんたら,お肉ばっかり取って…」
「お野菜も食べるんやで! 今日のおネギは下仁田のんやねんから…」
「(今,『下ネタ』と聞こえたが…ツッコんだら叱られそうやな.黙っとこ)」
「ママ,いま,下ネタって言った!?」
「(うわ,さきの子かぁ)」
「ちゃあんと聞いてたらわかるでしょ! 下仁田! ネギの特産*1って,社会で習ったでしょ!」
「(今どき社会で学ぶんよなあ.自分はパズドラ*2で知ったけど)」
「そんなんあったっけ」
「ちなみに下仁田は群馬県な」
「へえ」
「(これでこのトピックはおしまい,安心して食べられるかな…)」
「ねえ,下ネタってなに?」
「(今度は,すえの子かぁ.昨日のえびのしっぽと言い,妙なところでアシストしおるなあ)」
「…」
「…」
「せやなあ,『下品なこと』かな」
「へえ」
「…」
「パパ大好きやけどな」
さきの子とあとの子が同時に笑い出しました.おそらく「下ネタってなに?」の時点で笑いたかったけれど,ママの手前,表情を変えることができず,「パパ大好き」で崩壊したと思われます.
もちろん直後にママに叱られました.あとは黙食に徹しました.