「いただきまーす」
「いただきます~♪」
「ん,いま夕食とるの,パパと,ママと,さきの子と,あとの子の,4人か?」
「そうやけど」
「うえの子は,図書館で,すえの子は塾やったっけ?」
「今日は2人とも図書館やて」
「へえ」
「みんな食べてる~?」
「うん」
「おかず,おいしいよ」
「今日はママが,腕によりをかけて作ったからね!」
「へいへい.しかし…白ごはん,多くないか?」
「そやねん,炊きすぎてん」
「まあ食べるけど」
「それでね,これ用意してんけど」
「ふむ,韓国海苔な」
「2パックあるから,さきの子ちゃんとあとの子ちゃんで,わけわけしてや」
「はーい」
「もう1パックは,パパとママか」
「そやねん」
「ひゅーひゅー」
「そう来たか.ともあれ,開けるで」
談笑し,めいめいのお皿の食べ物が減っていき…
「さきの子と,あとの子の,1日の出来事はよおわかった.…え!? あ!?」
「パパどしたん」
「韓国海苔や! それ! あとの子が1パック,独り占めしとるやないか」
「え? あたしのやないの?」
「わけわけって言うてたがな!」
「うちもほしい」
「残り,何枚なん?」
「えっと…」
「あれ? 2枚だけやん.これ確か,5枚入りよね!」
「けど…食べてもたもん」
「ちょ! あとの子ちゃん!!」
「まあまあ,さきの子よ,落ち着くんやで」
「ちょうどな,パパとママのパックのほう,2枚ずつ食べて,1枚,余ってんねん」
「せやからこの1枚を,お前らのほうにやったら,3枚ずつになるやろ」
「(受け取って食べる)」
「え,あとの子よ,4枚目になるやろ」
「ちょ!! お前!!!」
マラサダを勝手に食べる話から始まる動画,今日だけで10回再生しました: