わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

エイティーン エイティ 第1巻

 1月23日発売の情報をもとに,先週末からいくつか書店に入ったものの見つからず,結局Amazonで購入しました.
 漫画雑誌(モーニングとグランドジャンプ)はKindleで読むようになって,かなり経つのですが,連載の第1話で「これはすごいことになりそう!」と直感したのは,何年かぶりになります.
 作品紹介と第1話は,以下より読めます.

 単行本の第1話は(各話とも),モノクロになっています.18歳の身体になることで,整理や制抑*1といった身体的な話も出てきますが,主に描画されているのは,町中・デイサービス・買い物などを通して,社会的な主人公の立ち位置が大きく変わるところです.
 ともあれ80歳から18歳に若返って,一人で生きていくわけにいきません.第1話から重要なサポーター役がついています.第5話によると「胡桃仙太郎31歳(数学者)」で,他話には准教授であること,心臓の手術痕がありバツイチであることも入っています.そういった情報がないときの第一印象は「苦学生」でした.80歳の身でも18歳になっても,主人公を「さっちゃん」と呼んでいます.
 モーニングの連載のほうは先週で第15話.息子(楓,54歳)とのあれこれも,山場は越したように見えます.今後が楽しみです.

 自分の母はどうかというと:

 夕食は,少し早いですが自分のバースデーパーティを兼ねていました.コースの抹茶アイスのあとに,持ち込んだケーキでお祝いとなりました.
 店を出る直前の何かのタイミングで,母が「あんたの年齢のとき,私,何してたっけなあ」と尋ねてきました.親父が倒れたときやないかと,答えることはできませんでした.

水切り付き湯涌にも名前

切っているときの母親は,喜びに満ちあふれていました.「こういうの,好きやねん」の表情です.自分が中学のときは「ニキビつぶしたげる」,それより前は「かさぶた剥がしたげる」と言っていたころの,母親の姿を思い出しました.
それまで見えていた,右足の親指の爪は,切られて切られて,半分くらいにまで減りました.手でも足でも見たことのない,深爪っぷりです.

足の爪を切られる

*1:意図的な誤変換です.