某年月日,車内の出来事です.妻が運転し,自分は助手席に座っていました.後部には子どもたちです.
交差点で,曲がるべきところを,真っ直ぐ進んでしまいました.
そして妻は「アホやなあ」と自嘲しました.
そんなときに,自分の頭に天使と悪魔が降臨しました.天使は,妻をフォローするよう諭します.アホなんかじゃないよ.次の信号のところで,曲がればいいじゃないか.あわてなくてもいいよ,と.
しかしこのときは,悪魔が勝ちました.後部にも届く,低い声で,「その通り,お前はアホじゃ,アーホ,アホアホ!」と発しました.
子らは爆笑です.曲がった直後の信号で停止したあと,運転席から,パンチが飛んできました.