この記事を書いているのは,ギリシャ・ヴォロスのホテルの一室です.
それより前,パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着したのは,現地時間の9日午後6時過ぎで,アテネの便は翌朝7時のフライトだったので,ホテルを予約していました.直線距離にすると,空港から1kmほどのところです.
ホテルの送迎もあるし,状況によっては空港から歩いていくのもありかなと思っていると,どちらもうまくいきませんでした.
お迎えについては,申込み時にうまく予約を伝えることができませんでした.
次に空港から徒歩で行く案は,ホテルの口コミから,できないことを分かっていました.Googleマップで経路を探索すると,空港内のターミナルを移動してから,バスが出ていて,ホテルの近くに止まると表示されます.
とはいえシャルル・ド・ゴール空港は,あまりにも広大で,予備知識がないと徒労に終わります(いえ,終わるわけにいきません).切符を買わずに鉄道の改札口を通ることができず,立ち入り禁止のところに足を踏み入れて叱られ戻ることもありました.無料のシャトル列車でターミナル1に移動し,少しだけ迷ってから,タクシーを利用しました.2秒で0.1ユーロ上がっていくという料金体系に戸惑いを覚えつつも,到着したときの請求額は9.2ユーロでした.10ユーロ紙幣を渡し,"Keep the change."と伝えました.
ホテルでチェックインし(翌朝の空港へのシャトルも手配),カードキーを差し込んで入った部屋は,まあまあ快適でした.シャワーを浴び,メールをチェックして,スマートフォンでアラームを設定して横になりました.
5時半の少し前にチェックアウトし,ホテルから出て,シャトルというのはバスなのかタクシーなのかと気になっていると,3列に分かれて8名程度が乗車可能な車体でした.2列目にカップルが座ったので,自分は2列目の空いている座席を前に倒して3列目に入り込み,もう一人,乗る人を誘いました.
空港のターミナル2Cとやらに到着し,2Eに移動するのにも苦労しましたが,時間に余裕があったのと,チェックインはオンラインで済ませていて搭乗券も自宅で印刷できていたこと,そして機内持ち込みの荷物がなかったことから,セキュリティゲートに15分ほどを要したもののあとはすいすいでした.