書式
- 句点は「.」(全角ピリオド),読点は「,」(全角カンマ)で統一してください(半角のピリオドやカンマをよく見かけます).
- Wordで置換する際には,あいまい検索のチェックを外し,「すべて置換」ではなく,「次を検索」「置換」を使用してください.
- 句読点(.,)の直後の半角空白を取り除いてください.
- 「1.1研究背景」という,節番号と節見出しは,詰まった感じがします.「1.1 研究背景」のように,全角空白1文字分,空けてください.目次にも反映させてください.
- 節/項番号と見出しの行の前に,1行の空行を入れてください.ただし「~.1.」の節や項で,すぐ前が章番号や節番号の場合(例えば2章と2.1節の間や,2.3節と2.3.1項の間)には,空行を入れないでください.
- 数式として記述した式について,通常文字(M,Pなど)のフォントサイズは本文と同じ11ポイントにし,添字やΣのサイズも適切に大きくしてください.
表記
- 「近似最近某探索」ではなく「近似最近傍探索」ですので,修正してください.
- 「挙げ」と「あげ」について,どちらかに統一してください.
- 「WEB」は,「Web」にしてください.
- 何度か出現する「講義」について,科目を表すものは「授業科目」と表記し,各回の授業を表すものは「授業」と表記してください.
- 情報処理科目は,「演習」に分類されます,講義と同じ時間数で1単位の扱いです.https://www.wakayama-u.ac.jp/_files/00627191/316.pdfの第2章を読んで,用語を把握しておいてください.ただし,この文書を参考文献に入れてはいけません.
- 「講師」は2か所とも「教員」に置き換えてください.
- 「オンラインエディター」は「オンライン実行環境」に置き換えてください.wikipedia:オンライン実行環境を見ておきましょう.paiza.IOや,オンラインジャッジについても取り上げられています.ただし,このページを参考文献に入れてはいけません.
- 「紹介している」と書くと,「紹介済みである」と解釈される可能性があります.代わりに,「紹介する」にしてください.
- 「不適切」は(私もよく使いますが)曖昧な表記です.ここは「利用にあたり混乱が予想される」としましょう.
概要,章節,付録
- 概要の,評価実験を説明する段落に,「その結果,」から始めて,評価実験の結果(精度,1回当たりの検索時間)を記載してください.
- 概要のうち「花押画像の選定にあたり,10枚以上登録されている人物や,1枚しか登録されていない人物の花押画像など幅広く花押画像を選定した.」の文を取り除いてください.重要度が低いのに加え,この文に書かれた枚数は,検索対象ではなくデータベースのほうであるのが分かりにくいです.
- 研究目的の節は,以下の方針で,全体を作り直してください.
- 第1文は「本研究の目的は,~である.」の形で,目的を明記してください.
- 次に,「この目的を達成するため,~~に着目した.」と書き,続けて,~~の簡単な説明と,~~に着目した理由(研究の動機)を書いてください.2章に書いた,~~の記載を使用してかまいません.
- そのあと,~~に基づくシステムの開発・利用の前提となる情報を書いてください.
- 本論文の成果の節の中で,分析結果の中で最も顕著だった事項を1件,取り上げて説明してください.
- 本論文の構成の節で,「述べる.」で終わる文が連続するのはよくありません.「紹介する.」「説明する.」「分析する.」「考察する.」なども使用してください.
- 考察の節の最初には,「成果」が分かるような文章(段落)を配置してください.実施内容や結果に関する「課題」は,そのあとです.
- 付録について,見出しと,図の列挙の間に,何を付録として掲載したかの説明文を入れてください.
説明の仕方
- プログラミング学習の説明にあたり,「どういう人が,なぜ(何をするために),プログラミングを学ぶのか」に関する情報を整理し,独立した段落として書いてください.
- 「裏映り」は「裏写り」にしてください.「具体例を図○に示す.」と書いたあと,裏写りがどのような不具合を引き起こす可能性があるかを説明してください.
- 「方法は挙げられていない」は,言いすぎだと思います.「方法が確立しているとは言えない」にしてください.
- プログラミングの学習方法の変化として,「写経型学習」を挙げるのには,違和感があります.先に挙げるべきなのは,「オンライン実行環境」の利用です.paiza.IOやGoogle Colaboratoryを例示できますし,オンライン実行環境への移行が進んだ事情も,同時に説明するのがよいように思います.構成を見直してください.
- 「問題がある」は「問題が指摘されている」に置き換えて,可能なら直後に文献番号を書いてください.
- 「2023年度からはCコースが廃止され,Pythonコースのみとなった.」の文について,廃止年度が間違っています.「Cコースは2022年度を限りに廃止され,2023年度はPythonのみとなった.」にしてください.
- 考察の節に,「繰り返し間違った答案を提出してしまい,なかなか正解に至らない学生」と書いています.これに関連する情報として,同一学生・課題で,不正解の最大数を求めて,結果のところに「最大で○回の不正解を提出する学生がいた.」の形で,文を加えてください.
図表
- いくつかの図見出し(副見出しも)について,途中から文字が大きくなっています.すべて本文と同じフォントサイズにしてください.
- 表○の数値のうち,「100」は「100.0」としてください.表内の数値は右揃えでかまいませんが,列ごとには,一の位(または小数点)で揃える必要があります.
- 図○の2つあとの段落で「(エラー! 参照元が見つかりません。)」と表示されています.解消を図ってください.
謝辞
- 謝辞で氏名を挙げるときはフルネームにしてください.
- 修士論文の謝辞で私を挙げる際,所属は大学学部のみとし,メジャー名は取り除いてください.
参考文献
- 各項目を選択してから,Wordの段落番号([ホーム]>[段落]>[段落番号の右のv]のあと「[1][2][3]」)を指定して番号を振ってください.
- 参考文献のページの範囲指定は「pp. 開始ページ-終了ページ」の表記で統一してください.ちなみに「p.」は「page」,「pp.」は「pages」の略です.
- 参考文献の参照年月日が古いです.各URLをブラウザでアクセスし,閲覧できたら日付を更新してください.