わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

3年文書作成指導

  • 章の最初(または章の最初の節の中)で,何を実施/開発/作成したのかを明記してください.
  • 機能の説明で,「〜してもらう」という表記を見かけますが,「ユーザが(は)〜する」という書き方にしてください(前後関係から「ユーザが(は)」がなくても通じる場合は,これを省きましょう).
  • 「教授が作成した」は,「指導教員が事前に作成した」に置き換えてください.
  • いくつか,文末が「したい.」となっていますが,すでに終わった話なので,「した.」と書いてください.どうしても「〜したい」という意味合いを出させたければ,「〜を目指して実施した.」といった書き方にしましょう.
  • 「……については,……と……の二種類用意する.」と書いてあるところは,先に数を示しましょう.「……については次の2種類を用意する.1つは……であり,もう1つは……である.」と書くのが一案です.
  • ここの段落について,技術的・学術的な文章にしてみてください.「自分が実施したこと(を書く)」と「他の人が読んで再現できること(を書く)」とのバランスを取りながら,客観的な記述を心がけてください.
  • 「#」から始まるコマンド行について,直前の文の「サーバにログインした後、以下のコマンドを実行した.」と合っていません.間に,psqlコマンド(プロンプトと引数も)を明記してください.
  • ダウンロードしたファイルについて,取得するためのURLを明記してください.
  • 最後の章がネガティブな情報ばかりになっているのは良くありませんので,改善を試みましょう.最初に段落を設けて,実施したことを振り返る記述を入れてみてください.
  • 節番号および本文が,章タイトルと同じ縦位置から始まっていますが,いずれもページ幅の左端から始まるようにしてください(もちろん段落開始の字下げは必要です).
  • 節番号と節見出しの間に,空白を入れてください.半角空白1文字分でかまいません.
  • 箇条書きは,文字の「・」ではなく,Wordの箇条書き機能を用いてください.項目の途中で,改行しないようにしましょう.
  • 2章の前のページで,改行をたくさん並べていますが,Wordの機能を使いましょう.メニューの「挿入」から,「ページ」「ページ区切り」の順に選択してください.その後,不要な改行の並びを取り除いてください.
  • 付録の前でも改ページし,「付録」の前の「・」は取り除いてください.
  • 図表とキャプション(図表見出し)は,中央揃えにしてください.
  • 図xについて,図見出しを「メニュー画面例」としてください.ブラウザによる画面表示は,誰が実行しても同じになるとは限らないため,「表示例」や「画面例」と書くのが一般的です.他の画面例の図見出しも,同様に修正してください.
  • 「設定ファイルを図のように書き換える.」とありますが,図がどれか分かりません(直後の画像ではなさそうですし).表現を見直すか,適切な図を挿入してください.図を挿入したら,適切な図番号を割り当て,本文では「(図番号)のように書き換える」としてください.
  • 図xのスクリーンショットについて,文字がほとんど見えないので,画像の左上半分を拡大表示させてください.図の下で,このページの機能(何が表示され,どのリンクをクリックするとどんなページに遷移するのか)を説明してください.
  • 画面遷移図が「表1」となっていますが,これは図ですので,「図1:……の画面遷移図」として,図番号と図見出しは図の下に移動してください.
  • 「図3」が2つありますが,後に出現するものを「図4」とし,番号を振り直してください.
  • 「私」の表記を,取り除いてください.例えば「私自身の」は「自身の」で通じますし,「私のコンピュータ」は,「自分のコンピュータ」のほうがより適切です.「私はこれを作る際」を「設計開発にあたって」に置き換えましょう.
  • 「思い」「思う」「考える」は,排除してください.例えば「PHPを利用できるかと思ったのだが」は「PHPの利用を試みたものの」に,「作ることができないかと考えたが」は「作ることを目指したが」に置き換えるといいでしょう.「と考えられる」「今後は〜を行う」といった表現も,取り入れてください.
  • 英語表記の直後にカッコを書く場合,間に空白を入れてください.「JSP(JavaServer Pages)」とあるのは「JSP (JavaServer Pages)」とします.
  • x.y節に,句点(「.」)がないためおかしな文があります.修正してください.
  • ディレクトリ名の「bin」から始まる文について,Wordのお節介機能で「Bin」と,先頭が大文字になっています.「bin」に直しておきましょう.
  • 文書に作成日を記載するのなら,西暦年も入れて「2017年1月30日」としてください.
  • プログラミング言語JSPを使用した」とありますが,JSPは,言語ではありませんので,書籍やWebで調査し,適切な表記にしてください.
  • 「http」「java」「php」「json形式」は,それぞれ「HTTP」「Java」「PHP」「JSON形式」としてください.ただし,実行コマンド名やファイル名(またはその一部)のときは,小文字のままにします.
  • 「検索したワード」は,「検索語」に置き換えてください.
  • フルパスの直後に,カッコ書きでその意味について書いていますが,カッコ書きがパスの一部とならないよう,間を開けてください.タブを置くと,複数行のカッコ書きの縦位置が揃うと思います.
  • 「ページング」は「ページネーション」に置き換えてください.なお,paginationとpagingは,区別して理解しましょう.paginationの動詞形は(pageではなく)paginateです.pagingは「(人の)呼び出し」という意味になります.
  • 「今回使用したのはGroonga-6.1.3.」と,体言止めになっていますが,「である」を挿入し,言い切りの形にしてください.
  • 「次に流し込み方法を調査する.」という文について,「調査する」は適切でないと思います.「について詳しく述べる」でしょうか.より良い動詞に置き換えてください.