わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

アイスキャ・ン・デー

  「ママと,うえの子と,すえの子が,車に乗って,お昼食べにいったんやな」
 「そうやで」
  「パパは一人で,和歌山駅の地下のどっかで食べるか」
 「行くの?」
  「貴志川線の電車の時刻に合わせて,家を出るよ.さきの子よ,お前の分は,おばあちゃんに作ってもらうんか?」
 「ママがラ・ムーで買ってくれて,もお食べた」
  「そっか.あとの子も?」
 「うん」
  「パパは食べてきて…そやなあ,近鉄の地下の食品街に入ってみるか」
 「何か買ってきて! アイス!!」
  「アイスなあ.去年か一昨年か,アイスキャンデー買うたなあ」
 「そやったっけ?」
  「家族の人数分,買うた覚えはあんねん.ほっきょくの・アイスキャ・ン・デー♪やったっけ」
 「なにそれ?」
  「北極のアイスキャンデーって,知らんよなあ.北極は,ブランド名やと思たらええで」
 「今は売ってないの?」
  「ああいうのて,期間限定やからなあ.けど8月やから,売ってたらええな」
 「なかったら,かわりに何か」
  「ま,ええのんあったら買うてくるよ.っと言うてる間に,電車が来る時間やがな」
 「はーいパパ,いってらっしゃいー」

 JR和歌山駅地下のサイゼリヤでピザとパスタを食べ,地下道を通って近鉄百貨店の食品のフロアを見ると,ある通りの右に551の豚まん,そして通りをはさんで,551のアイスキャンデーを売っていました.心の中で「ごーごーいちの・アイスキャンデー♪」がこだましました.
 3本買いました.自分と,さきの子と,あとの子のつもりでしたが,電車に乗って家路を急ぐと,すでに駐車場には,妻の運転する車が戻っていました.ただいまを言って家に入ると,1階に,妻とうえの子が,2階に,さきの子とあとの子とすえの子がいました.この子らに1本ずつ,アイスキャンデーをあげました.