わさっきhb

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30分でも,小雨でも,梅の下草刈り

 昨日の朝8時前のことです.
 (妻の;以下略)母より,梅の下草刈りの続きをしてほしいと,声がかかりました.
 1週間前に草刈り機で刈ったのは,全体の半分程度だったので,残りを刈っておきたかったのですが,実のところそうもいきません.
 というのも,すえの子を,市内某所に10時に間に合うように,車で送る必要があったからです.妻は休日出勤で,頼れません.
 農作業着に着替えて,梅畑に行って,作業して,帰宅して着替えて車に乗るまでを考慮すると,梅畑で作業できる時間は,30分も確保できそうにありません.
 また別の懸念は,雲行きです.空は黒い雲で覆われており,晴れる見通しはありません.PCで3時間ごとの予報を見ると,午前9時に雨マークが出ています.
 かといって,今日はしないと,言いづらい状況でした.朝食の前に子らが口喧嘩をしまして,朝食や朝のいつもの行動に,何人かが反発し,そこで「おばあちゃん」との衝突があったのでした.自分の返答で,機嫌をさらに損ねるわけにいかないと,考えたのでした.
 そんな状況で,母は,機械刈りが難しいところは,鎌を持って手刈りすればいいと提案してきました.この提案に,乗りました.雨が降っても,機械が濡れるのを心配しなくていいのです.
 自転車の前カゴに草刈り鎌を入れ,頭にはタオルを巻いてから麦わら帽子をかぶり,軍手をはめて,出発しました.そこで,また別のメリットに気づきました.機械がない分,身軽で,すいすい自転車を走らせられるのです.
 梅畑では,1本の老木の周辺を重点的に,刈っていきました.太い茎の草を,刈ったり,手で引き抜いたりしました.
 次に,道路に面するところに移動しました.鉄柵周辺の草を,機械ですべて刈るのは難しく,柵に張りついて生い茂る草や,以前に切って根本だけが残っていたところを,可能な限り取り除いていきました.軍手はすぐに土まみれになりましたが,膝をつくことはなく,作業ズボンはあまり汚れませんでした.
 そのうち,肩には雨が落ちてくるのを感じました.
 この道路沿いは,小学校の通学路になっていました.そして校区の小学校はこの日,運動会でした.親子連れで歩く人もかなりいて,なじみのご近所さんには挨拶をしました.
 ふだんは農作業時にスマートフォンを持参しないのですが,アラームを鳴らしたかったので持参しました.鳴ったところで軍手を外して止め,作業はここまでにしました.自転車のサドルは,濡れていましたが,頭のタオルをほどいて,サドルをしっかり拭きました.
 車内ですえの子は,ラ・ムーに立ち寄ってほしいと要望しました.すえの子が必要な飲食物のみ購入しました.想定した時間に降ろして,帰宅する途中の(前述とは別の)小学校では,傘を差して帰る親子連れの姿を多く見かけました.再度ラ・ムーに立ち寄り,自分と,子どもの昼食を購入しました.
 夕食時に知った情報としては,車の帰りに近くを通った小学校は,10時に終了して残りは別の日に実施することになったそうです.自分が作業したときの通学路の小学校は,プログラム通りやりきったとのことでした.