「メールも送ったし,風呂入る前に,ちょっと寝よか」
「…体を,床の上に置いた直後に,1階が騒がしなったな」
「例のごとく,いっちゃん声のおっきいのは,ママなんやが,子どもを叱ってるっちゅうよりは,キレてるように,聞こえるんやが」
「介入しにくいなあ.…」
「うーん,静かになったか.たぶんママ,外出したなこりゃ」
「パパぁ」
「おう,えっと,さきの子か」
「そやで」
「1階のやりとり,お前,おったんか」
「おったよ.お姉ちゃんとママ,大変やってんから」
「差し支えのない範囲で,聞かしてくれるか」
「うん.お姉ちゃんが,自分の小づかいで,クロワッサンを買っててん」
「へえ.んで,持って帰ったんか」
「そやねん.3個入りのんな」
「3個入りなあ…」
「テーブルに置いて,『1個の半分*1やったら,食べてええ』って,ママに言ったんやて」
「うわ…その後の展開,想像できてもたぞ.ん,ま,続けてくれるか」
「ママな,1個,食べたねん.それでお姉ちゃんが怒り出して」
「ああやっぱりそうか.お姉ちゃんは『1個の半分』っつったけど,ママは『1個と半分』と誤解したんやな」
「そやねん」
「それで,お姉ちゃんが怒って,ママは大声出してキレたんか…」
「そんなとこ」
「ほな次の展開は,ママが,パンか,なんか代わりのもんを,車で買いにいったんかな」
「うんそう」
「お姉ちゃんは家におるんか」
「いてるよ」
「いったんお互いクールダウンやな.ママ帰ってくるまで,待つか」
ママ視点のやりとりは,翌日の朝食時,大人しかいない状況で聞くこととなりました.
*1:単に「半分」だと,1袋の半分,ということで1.5個(1個と半分)と解釈できてしまうのでした.