- 『便利ツール、コキ使って!―あるとないとじゃ大違い (MSXポケットバンク)』: 1chip MSXを購入したのですが(まだ電源を入れていません),AmazonでMSX関連書を調べて,マーケットプレースで見つけたのが,この本だけです.大学1〜2年のころ,マシン語でプログラムを作っていました.逆アセンブルしたりするとき,MOLITORが重宝しました.ところで,収録プログラムは,自力で打ち込んだのではなく,プログラムが収録されたフロッピーディスクを,通販で取り寄せたような気がします.
- 『教育改革への提言集〈第5集〉教育基本法改正案の意義を考える』: 日本教育制度学会の会員(会長含む)が書いた原稿集です.予備知識なしでも読めましたが,周辺知識があればさらに深く読めて,批評もできるのではないかと感じました.pp.44-46は重たい話ですが避けるわけにはいかないでしょうね.メディエーション(pp.87-99)にも興味を覚えました.参考文献が少なめに思えます.
- 『就職迷子の若者たち (集英社新書)』: 就職活動を始めた人,まだの学生,終えてあとは修論/卒論に邁進という人,就活している子を持つ親,大学教員,どんな人にもおすすめの本です.読んでください……では書評にならないので,要約すると,就職活動に対する心構えとしては,「昔のことは通用しない」,「小さな気づかい」,そして「自分はどうなのか?」に集約できそうです.
- 『アルゴリズム・サイエンス:入口からの超入門 (アルゴリズム・サイエンスシリーズ 1―超入門編)』: プログラミングの授業の中で,アルゴリズムにも立ち入ることになりますので,「出口から」と合わせてAmazonで購入しました.第1章を読み終えたところですが,この章の最初のページのカタカナ語は,読者を選別しているような.「表現能力」,「オフライン」,「クラス」なども未定義で,初学者向けの本とは言い難いです.